大分県における災害時の被災予想の資料です。
なにより衝撃的なのは

しかし、先の調査によると、建築基準法にすべての項目が適合しているブロック塀は全体のわずか 2.8%であり、特に基礎の構造において約 8 割の塀が法令に適合していないことが判明してい る。よって、大分県においてはすべてのブロック塀が倒壊の危険性があるとして扱うことにする。

不適合の割合
  • ブロック塀全体 97.2%
  • 基礎 80%
ざっくり言って殆どダメ、という状況ですね。
数値で見るともっとすごいです。
塀の数 倒壊数
別府地溝南縁断層帯 asp 東 385,043 28,901
別府地溝南縁断層帯 asp 西 28,867
崩平山ー万年山地溝北縁断層帯 4,876
周防灘断層帯 2,874 プレート内 20,841
東南海・南海 493

もっとも被害が大きい場合、大分県内の385,043中28,901もの塀が倒れてしまいます。

割合で言うと7.5%と大きなものになります。
おそらく震源地では殆どの塀が倒れてしまうことになるのではないでしょうか。