新しい豊かさを生み出す
近年では東日本大震災、熊本地震などが発生し今後は巨大な南海トラフ地震が予想されています。ブロック塀は宮城県沖地震で大量のブロック塀が倒れ、法規制が強化されてきましたが2018年の大阪地震でも倒壊事故がおこりその耐震性能の低さを露呈しました。
大分県が大規模に調査した結果ブロック塀の殆どが法令に適合しておらず、大地震時には全てのブロック塀が倒れるという想定となっています。
プライバシーを守る
高い塀で囲うことで家が一番、心地よい場所に。
新しい脅威としてコロナウィルスの問題があります。従来から塀のない家では近所の方の悪意の無い侵入に悩まされていました。パンデミックが現実化した今、カジュアルな侵入も防ぎたいと思う方も多いのではないでしょうか。
中世のヨーロッパで貴族は広い土地に必ず塀を建て、塀の内側にはハーブを植えていたそうです。これは一種の疫病対策でなされており、塀を建てることにより疫病の侵入をシャットアウト、ハーブ畑は疫病を浄化する役割と疫病に掛かった際の治療薬としての役割を期待されていました。
耐視線
視線を気にせず生活を豊かに楽しむ
地上高さ20cmから2.5mまで選べるコンクリートの壁だから気になる視線をシャットアウト。視線が気にならなくなれば、自宅でお仕事のお父さんもお庭でリフレッシュ。ガーデンキャンプなども楽しめます。洗濯物も人目を気にせずのびのび干せます。
防遮音
騒音を減らすことが可能
厚く重いコンクリートの壁だから音からもしっかり守ります。ご家庭はもちろん、企業・工場でもご使用できるスペックです。
塀のねっこ、使い方アイデアいろいろ。
カーテンの開けられる生活
外から庭が見えてしまうオープン外構では、外からの視線が気になりカーテンを開けられないという悩みが多いようです。日本で多いレース、カーテンを閉めっぱなすというのは、ヨーロッパではあまり見られない光景のようです。ヨーロッパのある国ではカーテンを閉めていると中の住民が何をしているかわからず、近所の人が不安になってしまうそうです。映画でも外から家の中の住民の姿が見える描写がちょこちょこと見られますね。家の中を見られることに抵抗がないからオープン外構でいいのです。日本ではどうでしょうか。多くの方が家の中を見られることを嫌がる方が多いようです。このような状態でオープン外構にしてしまうと、カーテンを閉め切ってしまうしかありません。せっかく作った素晴らしい庭も外からの視線が気になって開けられないのはもったいないですね。しっかり視線をカットできる塀を使うと、カーテンを開けられいつも庭を眺めることが出来ます。そのことにより庭との連続性ができ、家がより広々と感じることができるのではないでしょうか。
洗濯物の干せる庭
洗濯物もやはり人目が気になり外に干しにくいと考える方が増えているようです。外に見せたいもの、見せたくないものの区別はしっかりしたいですね。オープン外構で外から丸見えの場合、外に干せない洗濯物は室内干しになってしまうことが多くなってしまいます。塀のねっこで視線をカットしてしまえば、安心して外に干していただくことができます。
高い壁に囲まれるってちょっと閉塞的なイメージがあるんだけど…
オープン外構の方が開放的じゃない?
じつは、オープン外構にした33%の方が、外からの人目が気になるという理由をトップに“後悔している”と答えています。その点、クローズド外構の満足度は94%。ステイホーム時代その割合はもっと高まっていくことと予想しています。
おうち時間を楽しむ騒音防止
塀を使った防遮音
ほんの数年前まで考えられなかったテレワークやWeb会議。今まで気にならなかった、車やエアコン・エコキュート室外機の音が気になってしまうのではないでしょうか。政府や業界団体からコンクリート塀を使ったときの防音効果が示されています。その結果を見ると音の周波数にもよりますが、おおよそ-7dB~-10dBぐらいの効果が認められるようです。6dB(デシベル)で音は2倍となりますので「塀のねっこ」を使うことにより半分程度の騒音になることが期待できます。効果が見込めそうなスペックとしては塀の高さ2m、塀の延長8mと言うのが1つの基準になりそうです。
デシベルと音量の関係
環境省
環境省 低周波音防止対策事例集P16
表3-2 可聴域の低周波防止技術
減衰率 -7dB(63Hz)(低周波音)
条件 部分型 障壁(塀、建物、土手)
音源高さより1mで-7dB(63Hz)
塀の高さ 音源よりも+1m
日本冷凍空調工業会
エコキュート据え付けガイドブックP16
減衰率 -10dB程度(500Hz)
音源の高さ 1m
塀の高さ 2m
塀の長さ|塀高さの4倍以上(8m)
エコキュート遮音対策
隣家への音の伝わりをできるだけ 防ごうとするときには、 コンクリートブロック塀等 (塀のねっこ ※当社追記)、 隙間のない塀を立てることが必要です。 音源の高さより1 m高い塀 (長さは両側の塀高さの数倍以上とる)を 設けた場合、10dB程度 音が低くなることを示しています。
≪ 遮音のために塀を設ける場合の注意事項 ≫
❶ 音源の近くに塀を設けることが、一般的に効果的です。ただし、極端に近づけるとヒートポンプユニットの吸熱が悪くなり、効率を悪化させる要因となりますので注意が必要です。このため、メーカーの指定する間隔以上は確保する必要があります。
❷ 塀の高さは音源より十分に高くします。
❸ 塀の長さは高さの数倍以上(両側に)とると効果的です。
❹ 塀の材料はスレート、コンクリートブロック等強固で頑丈なもので隙間をつくらないようにすることが大切です。
「日本冷凍空調工業会 エコキュート据付ガイドブック」より
防犯の常識は本当?
防犯には外から見通しの良い、いわゆるオープン外構がよいとされていますが、コンクレタスはその常識は間違えていると考えています。その理由は2つあります。
豪邸住まい
日本国内において最も泥棒被害にあう可能性を自覚している、豪邸に住んでいる方々は、ことごとく高い塀で守られた家に住んで安心感を得ています。
治安不安国
犯罪率が日本に比べ極めて高いブラジルにある日本大使館のホームページでは「高さが2m以上のコンクリート塀」が必須とされています。
日本においてオープン外構が防犯に対して効果的であるというデータをかなり探しましたが、我々では見つけることはできませんでした。代わりに見つかったのが前述した在ブラジル日本大使館の情報です。治安の悪い異国での住み方の指導ですから、本気の情報であることは間違いないと考えます。また、豪邸住まいの方はほとんどが成功した方であり、様々な深い情報にもアクセスすることが可能と思われます。そのような方々が、富裕層向け建築士・建築会社と打ち合わせた結果が、敷地周りに高い塀を張り巡らせた住宅なのです。そのような住宅を見るとほとんどが、在ブラジル日本大使館と同様のスペックを持っています。高い塀は防犯とともに防犯を意識できるほどの、成功者であるという証でもあります。
在ブラジル大使館で
推奨の防犯住宅
(日本と比較し20倍の犯罪発生率)
外務省 海外安全ホームページ ブラジル https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_259.html
❶ 高さが2m以上のコンクリート塀
❷ 塀と同じ高さで堅牢な門扉
❸ 防犯カメラ
❹ 番犬
❺ 防犯灯
地上高2m以上の塀が防犯に有効
自然災害以外に悪意を持った犯罪者から家を守るためにも塀は非常に有効です。誤解されがちなのが防犯には塀が必要ないという考えです。犯罪の多いブラジルの日本大使館では防犯の手引きが公開されています。その中で「2m以上の高さを持つ塀」が必須条件とされています。また、当社が様々な著名人、資産家の住宅をインターネットで調査した結果、殆ど全ての豪邸が高い塀か窓のない外壁を張り巡らしていることがわかりました。泥棒が狙いたくなるであろう豪邸に住む人々は、お金はもちろん、様々な情報を入手しやすい環境にあり、その人々が泥棒に入られやすい家にするわけはありません。
敷地境界線の安全対策
外堀
- 塀の高さは2m以上。(地上高)
- 塀の上に忍び返し等の障害物を設置。
- 侵入に利用できる個所(樹木、電柱など)に注意し防犯灯を設置。
門扉
- 堅牢でかつ外塀と調和(高さ、堅牢性)させる。
- しっかりした鍵を取付け、なるべく二重に鍵を付ける。
庭
- 照明設備を設け、庭に犯人が身を潜め易い暗がりを作らない。
- 屋根等への犯人の侵入の助けとなるような足場を作らない。
- 番犬を放し飼いにすると効果的。
窃盗犯の調査
また、刑務所で収監中の泥棒を集めて研究した論文をみると、泥棒が最もいやなのはカメラと犬と書かれています。塀の高さを低めにして視線がある方が防犯上有利、という話もありますが犯罪発生率が高い国、富裕層においては高い塀こそが家を守るための大切なツールとなっており、しっかりとした塀の有効性が実証されています。「塀のねっこ」は地上高2mまでの製品を用意しており防犯ツールとしても大変有効に使っていただけます。
Q高い塀は防犯上問題がありませんか?
A.ないと考えています。
犯罪発生率の高いブラジルの日本大使館では犯罪を防ぐための重要なツールの一つとして2m以上の高い塀を求めています。また、犯罪者に対しての調査で最も嫌われているのは犬と監視カメラです。最近ではネットワークカメラの金額も安くなってきていますので犯罪が気になる場合は高い塀と監視カメラの組合せを是非ご検討ください。ご家族の仲間として庭に犬を飼うのもお子様の情操教育とあわせて一石二鳥かもしれませんね。
塀のねっこで守る【住宅】
家と道路は紙一重
現代の日本では家を建てる時は道路に必ず面している必要があります。その道路は住宅街でも普通車はもちろん大型のSUVや宅配便の小型トラック、大きめの道路に面していれば大型トラックも通ることもあります。
「塀のねっこ」は厚く強靭な鉄筋コンクリート構造を活かし、簡易的ではありますがガードレールの機能を持っています。(十分な重量と底版幅、根入れが必要なため製品が限定され、個別設計が必要です。お気軽にお申し付けください。)具体的には時速40kmで走る4トン車(車両総重量8トン)が車線をはずれ斜めにぶつかってきても大丈夫というスペックです。
安心して遊べる庭づくり
新しい生活、ステイホームといった新しい言葉が生まれるほどのインパクトのあった新型コロナウィルス。お家で過ごす時間が増えれば増えるほど、安心して暮らせる空間づくりが大事になってきます。これまで流行していた、外に対してオープンな家づくりでは安心して庭遊びをすることが難しいかもしれません。
「塀のねっこ」はどのくらいの力に耐えるのでしょうか。代表的なH2500(地上高2m)L2000の製品ですと、外から内側に向かって3t近くの力で押しても製品はびくともしません。通常「塀のねっこ」は柔構造の連結が特徴ですが、衝突が心配な場合などは通常よりもがっちりと剛的な結合をすることが可能です。そうやって数本で連結していくと衝撃力を分散して、より大きな力を受け止めることが可能です。特に通行量の多い道に面している場合などはオススメです。「塀のねっこ」を使って安心できる庭遊びを。
家の前には道路がある
→守る
家の前には必ず道路があり1~2トンの重さを持つ乗用車が生活道路であっても30~40kmの速度で走っています。「塀のねっこ」を設置していれば仮に運転を誤ったり具合が悪くなって庭に入りそうになっても安心です。
駐車場の車から守る
駐車場での事故予防。バック駐車の時にアクセル操作を誤っても大丈夫。「塀のねっこ」を車止壁として使うことで、痛ましい事故を防ぐことができます。