土木工事 (擁壁・宅地造成)

大分市近郊において土木工事を請け負っております。

当社製品の設置作業

塀のねっこ、土地分け丸、土のねっこなどの製品の販売とともに大分市近郊での土木工事を承ります。

擁壁(ようへき)の設置・宅地造成工事

当社製品の土のねっこなどを用いた擁壁の設置を行います。
土のねっこを開発した経験を活かし、お客様に最適な擁壁工事、宅地造成工事を行います。
造成工事につきものの側溝なども当社独自のルートで安価にご提供が可能です。

擁壁(ようへき)工事とは？

擁壁(ようへき)とは土を留める構造のことで「土留め」とも言われます。
住宅や工場を作る際に土地が完全にフラットであれば使う必要が無いものになりますが、土地に起伏があると擁壁の出番になります。

例えば山の斜面に宅地を造ろうとすると、それぞれの土地は水平にする必要がでてきます。
山に作られた段々畑をイメージしてもらうと一番良いかもしれません。

この写真もよく見ると、中央付近の田で石を積んで田んぼが崩れないように支えているのがみえますね。
ちょっと極端な例に思えるかもしれませんが、大分では平地が少なく斜面が多いため擁壁を使うシーンは意外と多くなってきます。
また、都市部では横浜など急峻な土地となっているため擁壁がたくさん使われています。

この写真は新興住宅街の造成の様子ですが、色々な擁壁が使われているのがわかります。
手前は現場打ちのL型擁壁、その奥は古い積みブロック、そのさらに奥は一部新しく積みブロックが積まれているのがわかります。

擁壁工事の種類

擁壁には様々な種類があり設置するにはどの工法が適しているのかよく検討する必要があります。

結論　プレキャストコンクリートのL型擁壁がベスト

結論から言うと工場製のL型擁壁が最も良いです。

とはいうものの、擁壁の種類をご紹介します。

おもな擁壁の種類と特徴

種類	特徴
L型擁壁	ほぼ垂直のL字の壁で土を支える。鉄筋コンクリート
重力式擁壁	片方が垂直の台形の形をした擁壁で現場打ちコンクリートで良く使われる。無筋。
間知(けんち)ブロック積み (もたれ式擁壁)	30~40cm程度の間知ブロックをななめに積み、土地に対してもたれかかって土を抑える。
天然石積み (もたれ式擁壁)	間知ブロックと同じく斜めにもたれかからせる。生コンを使った練り積みと使わない空積みがある。
張りブロック	勾配の緩い法面を守るためのコンクリート。

L型擁壁

現場打ちよりもプレキャストコンクリート擁壁をお勧めする理由

プレキャストコンクリート製品の良さは

施工が早い
高品質
工事が安定する

といったメリットが大きいのですが、L型擁壁は特に家の地盤を支える重要な製品となります。
そのためしっかりとした構造計算をされている製品を選ぶことが重要です。
現場打ちコンクリート擁壁では職人の勘・経験で作られていることもあり、一抹の不安が残ります。

プレキャスト製のL型擁壁の選び方

プレキャスト製のL型擁壁は大きく分けて2種類あります。

• 車道用L型擁壁
• 宅地造成用L型擁壁

ぱっとみの外見は殆ど同じなのですが、実は準拠しているものが違い、宅地に使えるのは宅地造成用となっているL型擁壁になります。

当社の「土のねっこ」はもちろん宅地造成用に使えるように設計されています。

宅地造成用L型擁壁は建築基準法で決められた基準を守っており、特に車道用L型擁壁との違いは鉄筋の被りです。鉄筋被りとはコンクリートの中に入っている鉄筋がどのくらい奥深くに入っているか、という数値で、これが深ければ深いほど鉄筋コンクリートの耐久性が増します。

(逆に浅いと強度が強くなります)

深くなると必然的に製品の厚さが厚くなるため、材料が増えコスト高となります。コンクリートメーカーとしてはコストダウンをしたいので、薄くしたくなるのですが、これを建築基準法が決定しています。

宅地造成用L型擁壁には建築大臣認定擁壁というものがありますが、これは建築基準法を準拠していないけれども(特に鉄筋被り)、特例で許可していると言う物になります。

当社の「土のねっこ」は最初からきちんと建築基準法を守っているため、大臣認定が不要となっています。

重力式擁壁

間知ブロック積み擁壁

天然石積み擁壁

張りブロック

コンクリート塀の設置

当社製品の塀のねっこを用いたコンクリート塀の設置を承ります。
全国各地に塀のねっこを販売した経験を活かし、ハードな現場からソフトな現場まで幅広くご提案いたします。

ブロック塀の撤去・減築

危険なブロック塀の診断から撤去まで、コンクリート塀開発の第一人者として的確にアドバイスいたします。