1.プレキャスト

塀のねっこはプレキャストコンクリート製品。高品質の大きな秘密です。工場で作られるプレキャストコンクリートは安定して高品質の物が作れるのが特徴。高いクォリティを求められる公共工事にも出荷されるJISなど各種認可を持つ工場で、塀のねっこは作られています。

出来たばかりの生コンをスランプ試験
練ったばかりの生コンを型枠に入れる
高精度な鋼製型枠

新鮮

ミキサーで練ってからすぐに型枠に投入出来るから。生コンクリートは英語で言うとフレッシュコンクリート。新鮮なほど良いコンクリート構造物となります。

精度

専門の型枠工場で作られた鋼製型枠で精度良く、そして効率よく製造出来ます。現場打ちコンクリートでは木製のコンパネを使うため、どうしても精度が出にくい傾向があります。

安定

毎日数10~数100トンのコンクリート製品を作る工場ですから、熟練の作業員が1つずつ丁寧に作ります。

価格

製造に使われる型枠そのものは高価ですが量産効果により現場打ちと比較して安価に製造が出来ます。

テストピース
  • 高強度

塀のねっこは設計強度が30N/m㎡の高強度設計。通常の現場打ちコンクリートでは18~21N/m㎡ですので約1.5倍程度の強度で製造しています。

コンクリートの強度

コンクリートは圧縮に強く引張に弱いため引張力を鉄筋に任せます。そのため圧縮力を強度基準とします。30N/m㎡はおおよそ300kg/c㎡。これは1cm角の面積に300kgのウェイトを載せても壊れないということになります。

  • 鉄筋入り

塀のねっこにはコンクリートにとって最良のパートナーである鉄筋を上から下までキッチリと入れています。鉄筋が入ることによって縦壁部分が地震の時に揺らされ、たわんでも折れることがないようになっています。

  • 施工が容易

塀のねっこは塀工事の殆どの部分を工場で終わらせています。そのため現地では掘削、整地、据付、埋戻しの4ステップで完了できます。現地では製品を置き方の精度を出せば良いだけですので作業員のレベルに左右されず高品質な塀ができあがります。

2.コンクレタスノウハウ

日本初の実物大耐震振動実験、浸水防止塀実験を始め様々な実験・開発に裏付けられた技術力と、長年にわたるプレキャストコンクリート事業により蓄積された確かなノウハウによる、他社が真似の出来ない発想・品質・技術力の高さが自慢です。

実験

プレキャストコンクリート塀として日本初の実物大耐震振動実験、浸水防止塀実験に裏付けられたノウハウで開発された安心の技術です。

経験

コンクレタスの社員はプレキャストコンクリート歴が10年以上あり、これまで住宅用の杭、側溝、擁壁などの開発により蓄積したノウハウを塀のねっこに投入しています。

設計

塀のねっこは実験と経験に裏付けられた、完全オリジナルの設計システムを保有しており他社が真似の出来ない唯一無二の物です。

高品質なコンクリート杭開発
日本初のプレキャストコンクリート塀 実物大耐震振動実験
日本初のプレキャスト浸水防止塀実験

圧倒的に短工期

塀のねっこは工場で作ってくる塀なので現場では掘って、整地、設置、埋戻しの4ステップで工事が完了してしまいます。そのため現場打ちコンクリート塀と比べると、遥かに短工期、省力化が見込めます。また、現場には高精度な型枠を用い高度に管理された工場で製造している、高品質な製品(塀のねっこ)が運ばれてきます。その運ばれてきた塀のねっこを事前に掘削・整地されていたところに設置すれば、後は埋め戻せばOK。現場打ちコンクリートと比べ圧倒的に短工期で省力化が出来ます。

掘削
製品設置
埋戻し
  • 工程数の比較
  • 必要とされる職人
  • 必要な資機材
現場打ちコンクリートとの比較

コンクリート打設の難しさ

高品質なコンクリートの構造物を作るのは実は難しいことはご存じでしょうか。型枠の中にコンクリートを入れて作るわけですが、この時に上手く振動を与えないとコンクリートが隅々まで行き渡らない「ジャンカ」や空気を巻き込んだままの「気泡」が出来てしまいます。また、振動を与えすぎると材料がしっかり混ざっていたコンクリートが分離し、重い砂利が沈み、セメント分を含んだ軽い水分があがってくるブリーディング現象が発生します。セメント分を含んだ軽い水分は非常に強度が弱く構造上の弱点となります。

型枠に隙間があるとそこからセメントペーストが漏れ出し「トロ漏れ」と呼ばれる現象が発生しますので、型枠を高精度にキッチリ組まなければいけません。コンクリートの内圧はかなり強く木製型枠では型枠が膨れる「はらみ」を警戒しなければなりません。

組上げるのに大きな手間の掛かる現場打ち型枠。型枠の孕みを抑える補強がわかる。

これを経験とカンでなんとか乗りきってコンクリートを打設しますが、結果がわかるのは型枠をばらしてからとなります。毎日非常に似た環境で製造を行う工場でも「こんなはずではなかった」と言うことがたまに発生します。毎回違う環境で打設されるコンクリート構造物を高品質につくるのは非常に高度な技術が要求されます。現場打ちでは「しまった」となっても、殆どの場合どうしようもなくそのまま使わざるを得ませんが、工場製品であればそのような製品は軽度であれば丁寧に補修、最悪の場合は再度製造する事でカバーできます。プレキャストコンクリート製品の優位性をおわかりいただけたでしょうか?

天候・気温に大きく影響される現場打ちコンクリート。ポンプ車による打設風景。
高精度かつ簡単に開け閉めできる鋼製型枠。木製型枠と違い10年以上の耐用年数。