塀のねっこについて

塀のねっこは工場で作られたL型形状をしたコンクリートの塀(壁)です。

最大高さ 3m
厚さ 15cm

となっており、重厚長大な安心感のある製品です。

一目でわかる塀のねっこ®

二つの日本初実験 耐震・浸水防止実験

塀のねっこは日本で唯一、実物大耐震振動実験を行ったコンクリートの塀です。
地震の度に事故を起こしてしまうブロック塀とは全く異なる構造で、安心して使っていただくことが出来ます。

耐震振動実験

浸水防止実験

塀のねっこを用いた浸水防止試験の詳細

日本初のコンクリート塀による浸水防止試験

5大特徴

頑丈・長持ち

塀に使われるアルミ、鉄、木といった材料の中で最も頑丈で長持ち
車が少々ぶつかっても大丈夫です。
設計耐用年数は200年を目指していますので、子々孫々までご活用いただけます。

災害から守る

地震


耐震振動実験済みで震度6以上の地震でも安心!

火災
コンクリートは燃えないので隣地からのもらい火も防ぎます。

風害
風速46m/秒でも安心。飛んできた看板や瓦もがっちり受け止めます。

水害
コンクリート塀で敷地を囲むことで浸水から資産と命を守ることができます。
浸水防止実験済みで安心。

土砂
土砂待ち受け擁壁(塀)として使うことでレッドゾーンに木造住宅も建築可。

交通事故
15㎝もの厚いコンクリート塀なので車両の突入を防げます。

施工が簡単!

工場で作って運搬。
現場では掘って、設置して、埋め戻しの3ステップだけ。

視線をカット

最大地上高2.5mものコンクリートが完全に視線をカット。

音をカット

最大3トン以上ものコンクリートの壁が効果的に音を遮断します。
道路、幼稚園、エコキュートなどの音対策に。

お勧めしたい方

☑ 地震の時倒れやすいブロック塀では心配な方
 家族や地域の人を守りたい心優しい方
 火事や台風など、災害の時でも安心したい方
 防犯に気を使いたい方
 長持ちする物が好き(環境保護、資産保護)な方
 プライバシーを守りたい方
 塀には安心感を提供して欲しい方
 金属フェンスではちょっと心細い方
 生け垣はメンテナンスが面倒な方
 板塀では火事が心配な方

アルミのフェンスなどにくらべ、使っている材料の量が違いますのでどうしても価格は高くなってしまいます。しかしコンクリートの塀は「塀」というジャンルの中で最高の性能を誇ります。

ですので、他の商品を検討してどうしても解決できないときに是非「塀のねっこ」をご検討下さい。

きっと抱えている問題が解決できます。

例えば
・アルミのフェンスでは解決できない問題がある
・ブロック塀では危険
・現場打ちコンクリートでは高く、納期が長い
と言った場合には本当にお勧めです。


プライバシーを確保した空間をカンタンに作ることが出来ます。

塀を高くするとこんなメリットが!

【住宅の場合】

視線がはいらないからプライバシーが守れてリラックス

  • カーテンをあけて広々と過ごせます。
  • 庭でガーデンキャンプが出来ます。
  • 庭でプール遊びが出来ます。
  • 庭でお昼寝ができます。
  • 小さな子どもを安心して遊ばせられます。
  • 夜は天体観測が出来ます。
  • 壁を使ってボール遊びができます。
  • 多少散らかっていても大丈夫。

ガーデニングスペースが生まれます

コンクリート塀でまわりの光景をシャットダウン。
まるでキャンバスに向かって絵を描くように思い描くとおりの庭造りが出来ます。

コンクリートの塀はフラットで頑丈だから、プランターのハンギング、塗装、様々なテクスチャの貼り付けが自由にでき、自分好みにアレンジが出来ます。

【工場や施設の場合】

外からの視線遮断による効果

  • 内部での作業内容などが外部に漏れません。
  • 従業員の方が集中して仕事ができます。
  • 廃棄物などの整理も慌てなくて済みます。
  • 顧客や来客の方もリラックス・安心して過ごせます。
  • 敷地の端まで有効活用できます。

塀のねっこ®の詳細

塀のねっこ®はブロック塀倒壊の原因となった基礎に注目し、地震が来ても倒れないようにしっかりとしたL字型の基礎を設け、塀と完全に一体化させました。
このことによりブロック塀が倒壊する原因の大部分をカバーすることができる高品質な鉄筋コンクリート(RC)の塀ができあがります。

災害性能

耐地震

震度7の耐震設計とL型のねっこで、倒れずしっかり守る。

震度7までの耐震試験を実施済み

耐浸水

工場や住宅、施設など建物の敷地をぐるりと囲って浸水を防ぐ。

敷地の周囲をぐるりと囲むことで水害から守る

耐風害

風速50m/秒に十分耐えられる耐風設計。毎年来る台風から守る。

強風が吹く海岸近郊の工場地帯での採用

耐侵入

隙間がなく固いコンクリートで外敵の侵入から守る。

重要インフラでの採用実績

耐火災

コンクリートは火に強い。火事が発生しても厚いコンクリートの壁で守る。

ガソリンスタンドでの防火壁としても採用可能

耐衝撃

15cmの分厚いコンクリートで飛来物や車から守る。

アメリカ軍では防弾にコンクリート壁を使用しています

プライバシー

耐視線

地上高さ50cmから2.5mまで選べるコンクリートの壁だから気になる視線をシャットアウト。

高い塀でプライベート空間の確保

防遮音

厚く重いコンクリートの壁だから音からもしっかり守る。

防音・遮音壁としての採用

資産保全

耐劣化

被り厚さ6cm、高強度コンクリート(30N)で鉄筋をしっかり保護。100年設計で長く守る。

工場製で安定した高強度コンクリートの品質

鋼製の型枠で鉄筋被りと寸法精度を確保

短工期

工場で作った塀だから現場では据え付け作業だけ。職人いらずで工期を守る。

1日で一気に40m以上の施工も可能

バリエーション

組合せ

製品上部に穴をあけフェンスを建てられ、設計の自由度を守る

塀+フェンスのハイブリッド
フェンス基礎としても設置可能

コーナー対応(知財取得済)

敷地に必ずある折れ点・隅部の対応も美しく対応できます。

90度コーナーもスムーズに
微妙な曲線部にも対応

選べる模様(木目模様・フラットタイプ)

また、フラットな表面だけでなく、表面模様を付けることも可能です。木目模様(杉板浮造り)ですので、和洋どちらにもフィットします。

両面木目模様の塀のねっこ

新型タイプの導入

両面木目模様・高さ3m・逆T型・厚さ200mmなど多彩なバリエーションが可能な新型タイプを導入致しました。特設ページにてご確認ください。

両面木目模様の耐雪塀を戸建住宅に設置
塀のねっこ逆T型・高さ3m・厚さ200mmで築造したヤードストック用の仕切

品質について

工場で作るから高品質で美しい

塀のねっこは公共工事で鍛えられたコンクリート製品メーカーで製造される完全一体型のコンクリートの塀となります。

仕上がりは今までのざらざらして暗い灰色のブロック塀と異なり、美しいコンクリートの壁面となります。

コンクリートの中でも工場製のプレキャストコンクリートは最も肌面が美しい物と言われています。(コンクリートですので表面の微細な気泡などは必ず生じます)

ラインアップ

製品高標準製品長
5002,000
7002,000
9002,000
1,1002,000
1,3002,000
1,5002,000
1,7002,000
1,9002,000
2,1002,000
2,3002,000
2,5002,000
2,7002,000
2,9002,000
3,0002,000

100ピッチ刻みでも製造可能です。

塀のねっこ®の寸法と根入れについて

塀のねっこ®は長さが2mとなっており、現場に合わせて高さを選びます。
製品の高さは50cmから2.5mまでで10cmずつの設定となっています。
必ず地面に30cm~50cm埋める必要がありますので(震度7、風速50m/秒に耐えるため)必要な塀の高さに30~50cm足した製品をお選びください。

塀のねっこのある風景
塀のねっこのある風景

塀のねっこ®ギャラリー

(クリックで拡大します)

様々な塀との比較

塀とブロック塀について

塀のねっこ®開発者としての想い

塀のねっこ®は熊本地震ブロック塀の被害状況を見て何とかしたいという思いで開発していました。そのような中、商品化寸前で大阪地震が発生し2名がブロック塀により亡くなるという痛ましい事件が起こりました。

災害のときに頼りになるべきなのはコンクリートなのに、日本においては「地震の時はコンクリートブロック塀から離れなさい」という状況が今の日本です。
ブロック塀の問題は大きく、災害シミュレーションでは家屋の倒壊などと共にブロック塀の被害は一つの大きな要素となっています。

ブロック塀はその重さから倒れれば人的被害が避けられません。また、倒壊したブロック塀は道路を塞ぎ災害救助に来たレスキューチームの活動を阻害するなどブロック塀には大きな問題があります。
そのような中この状況を改善したいと思い塀のねっこを開発しました。

問題の多いブロック塀

ブロック塀の問題

従来のコンクリートブロック塀は小型の空洞ブロックを人の手で積み上げ、鉄筋とモルタルにより塀として作られていました。しかしながら大阪地震を見てもわかるようにブロック塀の施工がよく管理されたものばかりではないことは周知の事実となってしまいました。

劣化したブロック塀のサンプル
劣化したブロック塀のサンプル鉄筋の錆び、ブロックの崩壊が顕著
高さは低いが鉄筋が入っていないため、ずれたと想われるブロック
高さは低いが鉄筋が入っていないため、ずれたと想われるブロック塀

ブロック塀の基準

ブロック塀には建築基準法と建築学会基準があります。

必要最低限の法律と、できればここまでやったほうが良い、という基準です。

「今時施工する会社がきちんと法律ぐらい守ってブロック塀を作っているでしょ。」
と思われるかと思います。

残念ながら現在のブロック塀の80%は基礎に問題があり、殆どのブロック塀は基準を守っていないと言われています。

ブロック塀の耐震診断

ブロック塀は2019年1月1日より耐震診断が義務化されました。
2018年の大阪地震で高槻市寿栄小学校のブロック塀事故が起きたことを受け実施された物と想われます。
しかしながら、高槻市の委員会ではブロック塀の健全性の診断は極めて難しい、とされており高槻市は市の管理するブロック塀を全て撤去しました。

ブロック塀の調査と倒壊の危険性

東京都による調査によると建築基準法全ての項目が適合しているブロック塀は全体のわずか2.8%であり、特に基礎の構造において約8割の塀が法令に適合していないことが判明しています。

この調査状況を受け大分県ではすべてのブロック塀が倒壊の危険性があることとしています。

劣化したブロック塀
従来からあるコンクリートブロック塀 老朽化が激しい

危険ブロック塀撤去補助金

ブロック塀の撤去などの補助金が各自治体から出ています。当社独自で補助金の調査を行いましたのでご参考にしてください。

全国自治体危険ブロック塀撤去等補助金リスト

被災体験談(ブロック塀など)

災害時などにブロック塀・フェンスによって被災された方などの体験談です。

ブロック塀・フェンスの災害被害体験談

ブロック塀耐震診断

ブロック塀の耐震診断が義務化されました。

ブロック塀耐震診断について

【ブロック塀ニュース】高槻市寿栄小学校のブロック塀事故答申書が公開されています

ブロック塀の倒れる理由を動画で説明しています。

↓↓クリックしてみてください↓↓

(クリックで拡大)

ほか、ブロック塀の情報をまとめています。

ブロック塀お役立ち情報はこちら

メディア紹介

住宅業界専門誌「ハウジング・トリビューン」紙2020年3号の”塀”特集にて巻頭掲載されました。

問い合わせ

資料請求・お見積り・製品の詳細の問い合わせ

塀のねっこは今までにない工場製の鉄筋コンクリート塀です。設置工事そのものは容易ですが、費用や品質・外観で気になる事があるかと思います。資料請求やお見積りの依頼など、どうぞお気軽にお問合せください。(オンラインでもご説明可能です)

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    製造・施工パートナーの募集

    塀のねっこは地域の安全を守る商品です。一緒に安全な国土作り、街作りをしてくれるメーカー様、施工会社様、販売店様などパートナー企業を募集しております。お気軽にご連絡をくださいませ。


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