大阪地震でブロック塀倒壊の事故が起きた寿栄小学校のある高槻市で公共施設にあるブロック塀を全撤去するとの報道がありました。
読売新聞 公共施設ブロック塀全撤去…高槻市が再発防止策
(リンク切れ:www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20181106-OYO1T50000.html)
2018/11/2に投稿した
ブロック塀の耐震診断は無効か。寿栄小学校の調査委員会が提言 [ブロック塀マニアックス19]
にも書きましたが、結局の所「ブロック塀の欠陥を検査で見つけることはできず、全撤去しか安全を守る方法はない。」と言うことなのだと思います。
近いうちにブロック塀の耐震診断によって何がわかるか順を追って説明できたら良いな、と思っていますが、それをしていくと本当に大事なところがわからないと言う結論になってしまうんですよね。
大事なところとは、鉄筋の状態と基礎の状態です。
とにかく高槻市は大きな決断をされたと思います。徐々にではあるでしょうが、この動きが全国に広がっていく事を希望します。
そこで問題になるのがブロック塀の後は何にするのか、と言うことです。
2018/9/21に書いた 「ブロック塀を何に変えるか ブロック塀マニアックス16」にあるように
生垣、金属フェンス、板塀、再度ブロック塀と言う選択肢が今までです。
我々は是非ブロック塀を壊した後には耐震モノブロック塀「塀のねっこ」を使って子供を守れる塀としていただきたいな、と思います。