
家族と家を土砂災害から守るコンクリートの盾
やまがみは、土砂災害レッドゾーン内でも住宅の新築を可能にする、プレキャストコンクリート製の耐震・土砂防護塀です。
通常では建築が制限される斜面地・傾斜地において、ヤマガミを設置することで、建築可能な安全性を確保することが可能になります。
災害リスクが高まる中、「住みたい土地で安心して暮らす」ための、最前線の防災ソリューションです。
崖崩れ
大屋目や地震などの影響で瞬時に斜面が崩れ落ちる現象
土石流
渓流にたまった土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に押し流される現象
地滑り
地下水の影響で比較的穏やかな斜面がゆっくりと斜面下方に移動する現象
こんな方にお勧め
土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)に新築住宅を建てたい方
崖地や斜面地の有効活用を考えている方
コストや工期を抑えて、法的要件を満たしたい方
■ 土砂災害特別警戒区域とは?
- 国・自治体が指定する、人的被害のおそれがある土砂災害エリア
- 建築に際して構造対策が義務付けられる区域
■ ヤマガミの役割
- 建築許可を得るための土砂防護対策として機能
- 自然斜面からの崩土・土石流を防止
- 設計審査・建築確認に対応可能な構造計算・図面提供体制あり
土砂災害(特別)警戒区域で求められる構造
土砂災害(特別)警戒区域、通称レッドゾーン、イエローゾーンでは崖崩れの危険性があることから住宅の構造をコンクリート造にし窓を開けない、などに大きな制約を受けます。

~これまでの土砂対策~
家の構造を土砂対策仕様に
住宅をコンクリート(RC)構造にするなど高価な住宅そのもので土砂を受け止めます。

~これからの土砂対策~
塀のねっこで土砂対策
家に比べると安価なコンクリートの塀で土砂を受け止めます。
塀の高さは想定土砂以上
従来の選択肢とその問題点
現場打ちコンクリート塀
- 工期が長い
- 費用が読みにくい(設計・施工ごとに大きく変動)
コンクリート住宅(建物自体を防護壁代わりにする場合)
- 住宅をRC構造にする必要があり、費用・工期ともに高くなる
- 崖側に窓が開けられない(居室として使えない可能性)
- 災害時に土砂が直接建物に堆積する危険性
比較表
項目 | やまがみ | 現場打ちコンクリート塀 | コンクリート住宅 |
---|---|---|---|
崖側に窓が取れる | ○ | ○ | ✕ |
コストが明確 | ○ | △ | ✕ |
工期の短縮 | ○ | ✕ | ✕ |
建物への直接被害を防げる | ○ | ○ | ✕ |
法令対応
やまがみは、土砂災害防止法第57条に基づく「土砂災害特別警戒区域」内の建築許可取得要件を満たす土砂防護施設として、自治体協議に対応可能です。
よくあるご質問(FAQ)
- Qレッドゾーンでも確実に建てられますか?
- A
各自治体との協議・申請が必要ですがきちんと計算されていれば問題ありません。
- Q補助金は使えますか?
- A
自治体によっては補助金対象となる場合があります。
- Qどのように進めれば良いですか?
- A
まずは自治体から準備された資料、敷地図面、建築関連の図面をお送りください。
- Q工事期間は
- A
掘削と、整地を行っていればプレキャスト製品のため設置そのものは1~2日で終わります。