エコキャストは幅広く建築に使っていただける、プレキャストコンクリート製の壁式コンクリートパネルです。
「エコキャスト」はその名の通りコスト・環境に優しく、建築の中心となって便利に使っていただける製品です。
エコキャストは床・壁に加え基礎までもがプレキャスト化されていますので工期が圧倒的に短縮されお客様からの厳しい要求にも応えることが可能となります。
通常、プレキャストコンクリート建築を行う場合は鋼製型枠の製造から入りますので、損益分岐点かかなり上の方になってしまいます。そのため低層建築では適用が困難で主に高層・大規模な現場での採用となっていました。
エコキャストは壁式RC造のため地震などの災害に強く、プレキャストのため高品質、短工期とエンドユーザーへの訴求力が強い商品です。
当社にてパネル建築も対応致します。
こんなお客様に
- これまで木造がメインだった工務店様
- プレキャストコンクリート建築をしたくても損益が合わないため出来なかったゼネコン様
- アパート、低層マンションでRC建築をご検討のオーナー様
- 1階RCで2階木造など混構造をご検討の設計者様
エコキャストの発売により、プレキャストコンクリート建築が一気に身近になります。
また外構商品も揃っていますので建築現場の効率化に革命を起こすことが可能です。
コンクリート塀 塀のねっこ
ブロック塀基礎 土地分け丸
超汎用擁壁 土のねっこ
ストックヤード擁壁 ヤードン
エコキャストのメリット
エコキャストはこれまでコンクリート建築が抱えていた問題点を解決します。
スピード+省力化
工場で作ったパネルを現場で組み立てるだけなので工期が短く済みます
現場打で発生する型枠組み、鉄筋組み、生コン打設の手間が激減し専門工への依存が少なくなります。
品質管理
現場打では鉄筋被り、型枠精度、打設などに神経を使い大変でしたが、管理のしっかりした工場でパネルを作ってくるので品質管理の手間が激減します。
施工スピード
パネルを組み立てジョイントするだけなので、現場打と比べ圧倒的に早く施工が終わります。
環境問題
高精度な鉄で出来た型枠を数百回以上使うため、貴重な森林資源を消費しません。
現場打ちでは型枠を数回で使い捨てないといけないため、森林保護などのSDGs的に問題がありました。
騒音問題
製品組立の際はバイブレータが不要のため静かに施工ができ、近隣住民に騒音で迷惑をかけることがぐっと減ります。
天候問題
雨が降ってもパネル組立だけなので影響を受けにくく、工期を守りやすくなります。
現場打ちですと型枠組、鉄筋組、打設が出来にくく工期が遅れてしまいがちです。
規格済みの型枠
規格化された壁式PC(RC)造のため型枠費用が不要(開口部用を除く)です。
これまでのプレキャストコンクリート建築では都度型枠の製造が必要でコストが高く、現場単位での使い捨てのため環境的にも問題がありました。
建築基準準拠
建築基準法はもちろん、建築学会の壁式コンクリート造準拠で安心してお使いいただけます。
混構造対応
1階PC+2階木造、1,2階PC+木造置き屋根などといった混構造にも対応できます。
設計協力
フルプレキャストはもちろん混構造も含め設計協力が可能です。
手順
- 原設計のご提供
- 設計・見積
- ご発注
- 製品図面作成・承認
- 製造
- 出荷
- 基礎組立
- 基礎接合
- 基礎底版打設
- 壁・床設置
- 基礎-壁-床 接合作業
- 防水工事もしくは屋根設置工事
仕様
壁式プレキャスト鉄筋コンクリート造
(日本建築学会 壁式コンクリート造設計・計算基準・同解説準拠)
部材厚 壁 150mm
スラブ 150/200/250mm
基礎 200/250mm
基礎構造 布基礎+防湿コンクリート/ベタ基礎
階数 1階建てから5階建て
最大1区画空間 60平米
混構造 可
モジュール メーター
作成可能モジュールピッチ 500mmピッチ
壁
高さ 高さ2650/2850 長さ 850~7150 厚さ 150
床
幅 1000~2650 長さ 1000~7650 厚さ 150,200,250
基礎
基礎の種類は3種類あり基本はI型です。コーナーにL型、中間の梁にT型を使います。
I(アイ)型
高さ 770,870,970 厚さ 200/250 長さ 1000~7000(500mmピッチ)
L型
高さ 770,870,970 厚さ 200/250 長さ 625~1625(100mmピッチ)
T型
高さ 770,870,970 長さ 突出側 375~1375 外周側 1000~3000(100mmピッチ)