私たちが塀のねっこを開発したころでしょうか。
発泡スチロールを使った塀が出てきました。
最初はなんでしょうかねえ、と思っていたのですが意外とメリットがありますし、実際に商談に負けたこともあります笑

その時は高さが2000までしか実施できず、高さが足りなかったというのがまず一番の原因でした。

異論反論あると思いますが、中立に見てちょっと比較してみましょう。

私たちから見て発泡スチロールの塀の羨ましいのは、設置性の良さ。

私たちの塀のねっこの良さは、防災力と長持ちですね。
美観はですよ、私たちも塗り仕上げをすれば一緒にできますからね。

塀のねっこと発泡スチロールの塀の比較

塀のねっこ発泡スチロールの塀
素材鉄筋コンクリート鉄の支柱と発泡スチロール
美観○ コンクリートの圧倒的な力強さ○ 豊富に塗り素材を準備
防災力
 地震○ 耐震実験済○ 軽いから多分安全
 風○ 台風が来ても、物が飛んできてもまず大丈夫。風速50m/秒に対応△? 風圧力はそれなりに計算。34m/秒
物が飛んでくれば多分破損する。
 火事◎ 燃えない素材の代名詞。他の物が燃えても絶対に燃えない。△ 恐らく難燃素材で表面も塗り素材で覆っているが、元は石油。条件が揃えば燃える。
 水害○ 水害対策製品もアリ。しっかりと守れる。× 特段水害対策が出来るような表記なし。水害時は破損の可能性。
 交通災害◎ 敷地への侵入を防げる。オプションでキッチリと計算することも出来る。× 発泡スチロールなのでちょっとしたことで壊れる
設置性能△ 大型の重機が必要で、底版分のスペースが必要○大きな底版が不要なので、施工できる場所が多い。
メンテナンス○ 汚れてくるが洗浄すれば良い。100年超の寿命△ 長い目で見ると表面仕上げが剥がれたり、かけたりする構成がありメンテナンスが必要。
 また、発泡スチロールを支える鋼材の寿命が塀の寿命。