全国建築コンクリートブロック工業会が、ブロック塀の危険性を強調しすぎていると言うことで高槻市に陳情したようです。
確かにきちんとした施工がされていれば、ひょっとしたら今回の事故は防げていたかもしれません。
しかしながら、様々な調査でブロック塀のかなりの部分がまともに施工されていない以上現在のような形になるのはしょうが無いのでは無いでしょうか。
「法令などに準拠し施工すれば安全」と言うことなのですが、これをどうやって実行していくのか、その解決方法の提示がないのはプロフェッショナルとしてどうなのか、という感じがします。日本をどうやって安全にしていくのか、自分の子供、孫すら危険にさらしている現状をどうするのかその答えを知りたいと思います。
我々は基礎一体型の耐震コンクリート塀「塀のねっこ」がブロック塀、ひいては日本の塀問題を解決できる大きなソリューションだと思っています。
ネットでの声。
「ブロック塀の寿命は、理想的に施工しても十五年だっていうじゃないか。
どこに十五年経ったら壊して、新たに作り直す施主がいるんだ? 」
「みんなは知らないで 言ってるんだろうけど
ブロック塀は適切な施工がされていても
年数が経てば 劣化してくる
劣化を回復する補修方法がないのが実情である
ブロック塀の耐震診断をするらしいけどしてどうするんだ
今あるブロック塀にお金をかけるより壊して
目的にあった フェンスをつけるほうがいいと思うよ
国土交通省がブロック塀の耐震診断 何ていうのは バカみたい
業界に仕事を与えただけだよ」
*塀のねっこは100年持つことを期待して設計しています。
*フェンスも良いと思いますがプレキャストコンクリートの塀も選択肢に。

 6月の大阪府北部地震で高槻市立寿栄小のブロック塀が倒壊、女児が死亡した事故は手抜き工事が最大の原因だったが、市は一方的にブロック塀の危険性を強調しているとして、製造業者団体が10日、ブロック塀の安全な施工や耐震改修を進めている取り組みへの理解を求める陳情書を市に提出した。
 事故を調査した市の第三者委員会は、主原因は設計・施工不良や腐食による耐力不足と考えられ、点検では内部構造まで確認できないと答申。浜田剛史市長は、市立施設のブロック塀を全て撤去の意向を示した。
 全国建築コンクリートブロック工業会などは陳情書で「法令などに準拠し施工すれば安全」と指摘した。

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