≪ジバセカ≫を開始しました

≪ジバセカ≫とは?

初めてのことばかりの一生に一度のマイホーム。新築時に急に地盤補強が必要です!と工務店・ハウスメーカーから言われて、工法やコストを個人が評価できるでしょうか?住宅地盤補強の世界は横浜のマンション沈下事件もあったように、専門家ですら間違いを起こします。ましてや、家を建てる工務店やハウスメーカーの方は地盤に詳しい方ばかりではありません。

そこで我々は、地盤調査データ・工法設計資料よりその妥当性をセカンドオピニオンとしてアドバイスするサービス≪ジバセカ≫を開始しました。

サービス内容

解析の流れ

施主様から地盤調査データ等をジバセカキットに記入して頂き、当社にて解析した結果を送付致します。費用は、お気軽に依頼して頂けるよう3,000円としております。

地盤補強工法について

【非推奨工法】
砕石パイル

空けた孔に砂利詰め込み地盤補強とする

将来の抜杭、水はけなど謳っていますが、そもそも砕石パイルは杭としての能力が低いと思われ長期にわたる利用では非常に心配です。
僅か数時間の急速載荷試験だけで全てが証明される訳ではありません。

メリット 材料が安い、施工機が安い、将来杭を抜く必要が無い、地盤汚染が発生しにくい
デメリット そもそも杭としての能力が低い事が多い(年単位の長期支持力)

【オススメ工法No.5】
柱状地盤改良

セメントミルクを使った杭状地盤補強

最もメジャーな杭状地盤補強工事。
杭打ち機のドリルで地盤に孔を空けつつ先端からセメントミルクを放出し、地盤の中の土と混ぜる。

メリット 比較的安価。実施している工事業者が多い。
デメリット 発癌物資の六価クロムが地盤中に溶出する。

【オススメ工法No.4】
表層地盤改良

セメント、石灰を用いた1~2m程度の浅層改良

緩い地盤が1~2mまでの浅い層に用いられる地盤補強工法。
セメントや石灰などを主成分とした地盤改良材を用いバックホウ(ユンボ、ショベルカー)で現地の土と混ぜ合わせ、振動ローラーを用い土を締め固める。
原始的であるが混ぜ込む作業をきちんと行えば、しっかりした大きな版ができあがる。その版の周面摩擦面積が大きくなるため地盤沈下をふせげる。

メリット 専用の重機不要、工事が簡単なため出来る人が多い、
デメリット 混ぜ合わせが足りないと地盤が固くならない、固化不良の改良材が膨張などし問題を発生させる。

【オススメ工法No.3】
小口径鋼管杭

金属パイプを杭として使った地盤補強

3大メジャー地盤補強工法の中で最も確実性の高い工法とされている。
杭先端の支える力を多く出すためにプロペラ状の羽をつけ、杭打ち機でねじ込んでいく。

メリット 確実性が高い、杭打ち機が小さい
デメリット 高価、溶接部分の信頼性が低い

【オススメ工法No.2】
木杭

丸太を押し込む工法

杭の始まりは木杭からです。形のある杭を打ち込むため非常に信頼性が高くなっています。

【オススメ工法No.1】
 プレキャストコンクリート杭押込工法

工場で作られたコンクリートの杭

メリット 押し込む力を確認できる、コンクリートだから長持ち、汚染なし
デメリット 大型の杭打ち機が必要、製造している工場が必要