当社が起業してからずっと開発を続けてきた塀のねっこ(プレキャストコンクリート塀)のご紹介です。

今回は ・開発のきっかけとなった大阪地震 ・ブロック塀の危険性、擁壁との違い ・日本初の耐震振動実験について 塀のねっこはお伝えしたいこと、機能が豊富なため何度かに分けてお伝えします。 これからも随時私たちの情報をアップしていきます。

皆さんこんにちは。株式会社コンクレタスの池永征司です。本日もよろしくお願いします。プレキャストコンクリート塀 「塀のねっこ」のご紹介です。
私たちが起業して、ずっと一生懸命がんばって開発してきた商品になります。今日はこれのご紹介をさせていただきます。まず、外観からなんですけど、こういった感じでL型の形状してまして、表も裏もツルっとしてるというのが特徴です。最近は逆T型も準備しています。

まず、利用のされ方なんですけど、民間住宅で利用されてます。というか。これに向けてターゲットで開発してきたんですけれども、こちらは高さが1600の塀で高さが足りないので、目隠しのフェンスを追加してもらってます。

当時、まだ色々わかってなかったので高い塀っていうのが不安だったんですね。なので高さを1600(1.6m)にして高さを抑えて出荷してます。で、使っていただいたこちらの方に話を聞きますと、塀は高い方がいいよ。中途半端にしなくて、もうどーんと一番高いのがいいといってました。できるだけ目隠しがあった方が中で安心して過ごせると話です。

こちらは産業用での利用、大分の都市ガス企業のプラントの周りに使ってもらってます。ここはブロック塀が古くなって危ないんでリプレースしたいということで、私たちの商品を使っていただきました。

塀のねっことは安心簡単。長持ちの工場で作ったコンクリート塀になります。私たちが言うのも何なんですけども、コンクリート塀って最高の塀だと思います。

塀のねっこの3大特徴ですが、安心・長寿・簡単とありまして。
【安心】コンクリートの塀だからとにかく頑丈です。災害対策にも使います。
【長寿】200年設計で孫の代でも立派に使えます。
【簡単】工場で作るので置くだけ簡単スリーステップ工事となってます。運んできたものを、まず掘削したところに設置して埋めるだけとなります。
よくあるのが擁壁とどう違うのということなんですけども、用途が違うんですね。

こういうLの形をした擁壁って山のようにあるんですけども、こういう風に土を埋めます。土を埋めると擁壁が押されるんですね。押されてこけたりしようとするんですけれども、こけたり折れそうになったり、ずれそうになったりするんですけれど、で、これを抑えるのが土留め擁壁の仕事でして、一方からしか力が基本的にかかりません。なので内部構造もそれに対応するようになってます。
もっと違うのは見た目なんですね。1方向にしか力入らないので、背面に補強のリブ材を入れてまして、こう押されても折れないようにがっちりした形状になってます。なので塀として使おうとすると、片面は綺麗なんですけれども、内側の方は補強材が入ってて塀として使えない美観に劣る商品になります。

なぜ開発したのかということなんですけれども、開発のきっかけは大阪地震でのブロック塀倒壊事故でした。2018年6月18日7時58分、ちょうど通学していた9歳の少女がこの事故で亡くなってしまうと言う痛ましいことがありました。当時、亡くなった少女と娘が同じ年でした。

テレビを見た、当時9歳の娘から「お父さんコンクリートって危ないんだね。」って言われました。
私もうコンクリート業界に10年いるんですけれども、もうその時にですね、ブロック塀「が」危ないんだ。我々が作ってるのは、お父さんが作って大丈夫だ。という風に言っても分からないんですよね。

で、なんでしょうがなく娘に地震の時にはコンクリートから離れようか。危ないからね。という話をせざるを得なかったんですね。つらい出来事でした。どのくらいブロック塀がよろしくないのかということなんですけど、大分県の地震被害想定調査っていうのを県が出してまして、そこの第7編ブロック塀被害の想定というのがあります。

先の調査によると、建築基準法すべての項目に適合しているブロック塀をわずか2.8%、およそ97%がNGということですね。特に基礎の構造においては、約8割の塀が法令に適合してないことが判明している。よって、大分県においては全てのブロック塀に倒壊の危険性があるとして扱うことにする。と、結構ショッキングな内容だと思います。

こちらですね。大分県には、大分大学にブロック塀の被害調査をずっとやってきた先生がいらっしゃいました。恐らく、その方がこの調査したんだと思うんですね。で、非常にブロック塀の危なさというのが伝わると思います。1978年、宮城県沖地震において死者がたくさん出ました。

その時の被害に遭った方々なんですけど、年齢がずっと入っていまして、両サイドの子供とお年寄り、これが亡くなっているんですね。特に一番多いのが0歳から10歳の子供たちですね。危機回避能力もないし、体もまだできてない。

そして背が低いんですね。ブロック塀は高いところにありますから、それが倒れてきた時は、大人が受けるエネルギー量よりも下の方が運動エネルギーが、位置エネルギーがありますから、運動エネルギーも大きいということで亡くなるんじゃないかなと思います。

これを守らないといけない。私達ですね、大阪地震の数カ月前に起業しました。当時メインの商材を住宅用の杭か塀にするか悩んでました。先程の大阪地震の件がありまして、我々の商品で日本を少しでも安全できるかもしれないと思って、耐震性の高い塀をメイン商材にしようと思って開発しました。

もう一つがですね。当時、こう非常にこの見た目が簡単じゃないですか。だから開発も簡単だろうとこう何て言うんですか、浅はかな考えだったんですね。そしたらこのコンクリート塀に対する指針とか何か技術指導書とか考え方って日本国内にないんですね。

一番近いのはブロック塀なんですけれども、やっぱり違うんですよ。私達もう3年かけ3年4年ぐらいかけてですね。財団法人ベターリビングというところで評定作業という私達の設計が正しいということを認めてもらう作業をしてます。今、まさに大詰めなんですけれども、そのぐらい手間暇がかかる製品でした。

で開発のコンセプトはですね。とにかく防災なんですよ。防災防災防災って書いてますけど、とにかく転倒させたくないんですね。なぜなら、ブロック塀の倒壊対策製品だからです。ブロック部が倒れるから我々のを使ってくださいというのに我々の物が倒れたら意味がないんですよ。

なので日本で初めて塀の耐震振動実験をしようと思いました。やってみないとわからない。当時ですね。大分県内でも、九州内でもいろいろな大学とあたりましたけれども、なかなかやってくれる方がいない。で、本州に行って探して探して探して、ようやくいろんな出会いがありまして、金沢工業大学の須田先生という方がいまして、そこで振動実験が出来るようになりました。

次に、その際の動画をお見せしたいと思います。こういった形で、振動台の上に製品を載せて、土嚢が積んでいるのが土の代わりです。これで転倒や折れがないということを確認しました。震度7までやってます。問題ないということを確認してきました。

ホント、これね倒れたりに折れたりしたら、どうしようとだいぶ思ったんですけれども、無事に帰ってきました。実験するまでの毎日はですね。地震で製品がこう転倒する夢を見てガバッと起きてしまうという日々が続いてました。これをやるようになって

本当に安眠ができるになりました。その後は、売り上げが心配で夜中に起きるということが続いてたんですけれど、今いろいろ使っていただいて少し安心できるような環境になってます。今、より安心を塀に求めてって書いていますけれども、塀のねっこを開発する中で塀ってすごくたくさん色んな機能があるんですね。

どうして塀ができたのかとか、なぜ使われてきたのか。そういうのを一生懸命調べたり考えてきました。塀ってですね。単純にいうと、外の外敵から自分たちを守るための障壁なんですよね。非常に単純なんですけれども、内と外を分けるものです。

最近はオープン外構が住宅ではやってまして、住宅と町並みをこう一体化させる。こうシームレスにすり合わせるというのが流行ってます。で、それが成立するとこはそれでいいと思うんですね。我々のような製品は、困ったお客様、もうどうしようもない

どうしていいか分かんない。例えば水害が発生する。密集していて火事が心配。最近はアクセルの踏み間違いで車が突っ込む。台風の時の風害が恐ろしいと言った時に、我々のコンクリート塀「塀のねっこ」が役に立ちます。チャンネルはコンクリート住宅と書いてますけれども、住宅のと共にですね。

塀の魅力についてもご案内したいと思っています。最後にもしよろしければ、「いいね」「チャンネル登録」ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。