塀のねっこガイド|塀の歴史と役割をひもとく

塀のねっこガイド

塀の歴史と役割をひもとく

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Webパンフレット目次

このガイドの内容

塀とは

塀は家と家族を守るもの

外の脅威から中を守る、ということで考えるとひょっとして、最も大きな塀は中国が蛮族からの侵入を防ぐために作った万里の長城かもしれませんね。

万里の長城
万里の長城

【様々な種類の塀】

多くは敷地ギリギリに建てられるため何よりも一番先に目に入ってきます。生垣、板塀、ブロック塀、アルミフェンスと多彩な素材がありその建物、土地の印象を大きく左右します。

古都では様々な塀が見られ、土の塀、陶器の塀、竹林の塀、瓦の塀が街の印象をより強くしています。

様々な塀の中でもコンクリートの塀は最高の性能を提供します。

塀の役割をまとめる

1. 境界を明確にする

【境界確定】

土地や住まいの境界線をはっきり示し、所有権や使用範囲を明確にします。

土地の境界を守る塀のねっこ

【末永く守る】

板塀などと異なり、頑丈で長持ちなのでプレキャストコンクリートの塀は長年にわたってメンテフリーで土地の境界を守ります。

2. 安全性を確保する

【外からの安全】

外部からの不審者や犯罪の侵入を防ぎ、家族と財産を守ります。

安全性を確保する塀のねっこ

【中からの安全】

子どもやペットの飛び出しを防止し、安全な生活空間をつくります

【ハードにがっちり】

プレキャストコンクリートの塀は外を走る車からさえも家族を守ることができます。
華奢なアルミフェンスや、板塀ではできないことです。

3. 快適な環境を整える

【風から守る】

強風を適度に遮り、居住空間の快適性を向上させます。

快適な環境を整える塀のねっこ

【音から守る】

騒音を軽減し、静かで落ち着いた環境を保ちます。
敷地側からでる音(エアコン、エコキュート)を外に出すのを和らげます。

【隙間なく重く】

プレキャストコンクリートの塀は板塀やアルミフェンスと異なり、ほとんど隙間がなく重いため音を遮り、風もしっかりと防げます。

4. 美観を高める

【家を装飾する】

建物と調和したデザインで街並みの景観を美しく整え、住まいの魅力を引き立てます。

美観を高める塀のねっこ

【ハイエンドの塀】

プレキャストコンクリート塀は塀として最高レベルの性能です。どのような素材よりも重厚で安心感のある美観を提供できます。

5. 心理的な安心感を与える

【安心空間】

明確なパーソナルスペースを作り出すことで、住む人の心理的な安心感を高めます。

心理的な安心感を与える塀のねっこ

【何よりも守る】

プレキャストコンクリートの塀はどのような素材の塀よりも安全に家族と資産を守ります。

【まとめ】 塀は安全・快適・美しさ・安心を兼ね備えた、暮らしに欠かせない重要な役割を果たしています。

外からの脅威は火事・水害などの自然災害、車両の突入などの事故、泥棒・不法侵入などの犯罪、視線・騒音などのプライバシー侵害などがあります。

塀ってなんだろう?

ブロック塀の置き換えとして塀のねっこを開発してきました。

ブロック塀が危ないということ、ブロック塀が山のように日本にあること、ブロック塀のどこが危ないのか、どんな塀があるのか。

そもそも塀ってなんだろ?という思いになるのにそう時間がかかりませんでした。

いろいろ考えると、塀とはウチとソトを分ける障壁、いやウチをソトから守るための物体、ということなのだろうと思います。

一番に敷地を守る機能

敷地を守るため、つまり境界をはっきりさせ自分の土地と他人の土地を区別し他人にとられることを防ぎます。

次に敷地の中を守る機能ですね

浸水の水、台風の風、火事の火、人々のだす音、往来の土ぼこりなどの環境に起因することがら。

もう一つは、視線を防ぐ、侵入者を防ぐための障壁、車による衝突、という人やモノを遠ざける機能でしょうか。

つまりウチ(敷地、建物[住宅・事業所・工場・病院・学校など])の平安を保つための安全機能を持つ外壁が塀というわけですね。

ここに地震の時に倒れてしまうブロック塀に対する大きな問題・嫌悪感があるのではないかと思います。安全を守るための塀なのに、ということです。

目立っているけど、目立たない塀。

防水、防火、防風、防音、防視、防犯、防破を高いクオリティで作れるのが実はやっぱりコンクリートなんですね。

プレキャストコンクリート塀 塀のねっこ はこちら

塀の歴史

塀の歴史

塀の始まり

塀は家と並び世界最古の建築物だろうと思われます。樹上生活をやめ地面に降りた古代の人類は様々な捕食動物から自らの身を守るために寝床の周りを木の枝などで囲ったことがそのスタートではないでしょうか。
写真のようなツリーハウスをみると楽しい気持ちになるのは、樹上生活のころの名残なのかもしれませんね。

ツリーハウス

アフリカに見る塀の原型

写真はアフリカタンザニアのマサイ族の家とそれを囲む木の枝で出来た「塀」であり、まさしく私の考える「塀の原型」です。

家を中心とした敷地の外周にトゲトゲ、イガイガした木の枝を重ね簡単には入れないようになっています。
狭いゲートがありここは夜になると戸をしめ野生の獣の侵入を有効に防ぐ物となっています。

樹上生活の時に持っていた、地上と木の上の高さという上下の防御空間を、塀を用いることにより家との水平の防御空間として、家族の安心を守るためのツールとしています。

木の枝のフェンスに囲まれたマサイ族の家
【塀の原型】東アフリカ タンザニアのマサイ族の家 木の枝で出来たフェンスに囲まれる

古代の塀

その後、家や集落を守る塀(柵)として発達していきました。日本でみられる古い塀としては吉野ケ里遺跡にて集落を守る背の高い木の塀を確認することができます。

吉野ヶ里遺跡

環濠と組合せ得た塀で外敵から守る様子がわかります。また人の侵入を阻む背の高い塀が2 重に作られることにより、集落の内と外を明確に分け、守りを固める意思がわかります。

吉野ヶ里遺跡の塀
吉野ヶ里遺跡
吉野ヶ里遺跡の環濠と塀

中世の塀

貴族や武士の時代には家を守る土塀が発達し敵の攻撃や侵入を防ぐ役割を担ってきました。木造建築の多い日本においては背の高い土塀は防火用途としても大いに期待されていたようです。

京都寺町の塀

京都寺町の石と土、瓦を組み合わせた塀。貴重な資産、人命を守るためにくまなく張り巡らされています。
観光客が賑やかにすれ違いますが、家と塀の狭間の空間でも圧迫感はなく安心感に囲まれます。

京都寺町の塀

京都御所

京都御所を守る背の高い塀と、立派な門。
門を中心に塀が御所を安全に取り巻く。御所の建物は屋根などの高い部分しか見えずプライバシーを十分に確保。門、塀はその立派な姿をあらわにし中の建物が見えなくてもその格の高さを表現しています。

京都御所の塀と門

ヨーロッパにおける石積みの塀

何年も持つ石積みの塀。
地震がなければとても良い選択の塀となるでしょう。

ヨーロッパの石積みの塀

戦後の塀

近年では板塀や土塀の問題を解決したブロック塀が一気に普及。過密化に伴う火災対策などに一定の成果を上げましたが、地震に弱いことが露呈し、塀の無いオープン外構やよりライトなフェンスが増えてきました。

ブロック塀

震災や空襲の経験を活かし燃えやすい木造住宅を守るように作られたブロック塀は戦後急速に日本中に普及しました。素材の入手性、施工の容易さ、塀としての能力が一見高いため多くの場所で使われました。
しかしながら地震に弱いことがわかり、近年では高いブロック塀は避けられています。

長年使われたブロック塀

基礎がブロック塀より幅広くしっかりと露出し、透かしブロック2種類用いるなど、丁寧な施工により長寿を迎えた。しかしながら頂部の笠木の脱落などが見られ寿命を迎え始めているのがわかります。

長年使われたブロック塀

万年塀

苔むし、外観がなじんできた万年塀はなんとなく神社に似合います。柱に切り込みを入れ板を差し込む簡易な構造。柱に大きな重量がかかり、傾いている万年塀もまれに見かけられ、安全性には疑問が残る。ウェット工法のブロック塀にくらべドライ工法で一歩進んでいるが、クレーンが高価な時代に開発された商品といえるのではないでしょうか。

万年塀

金属フェンス

現代の住宅で多く見られる金属製のフェンス。見通しがよく安価だが、プライバシー性能、耐久性、防犯性に劣るメッシュフェンス。外から丸見えのためカーテンを開けられず悩む家庭が多いようです。

金属フェンス

新時代の塀

これまで経てきた塀の歴史から学び、安全で長持ちするプレキャストコンクリート塀「塀のねっこ」。
実物大の耐震振動実験を日本で初めて行い、その安全性を確保しました。

新時代の塀 塀のねっこ
新時代の塀「塀のねっこ」
新時代の塀 塀のねっこの施工例

災害・耐震

地震の現状

近年では東日本大震災、熊本地震などが発生し今後は巨大な南海トラフ地震が予想されています。ブロック塀は宮城県沖地震で大量のブロック塀が倒れ、法規制が強化されてきましたが2018年の大阪地震でも倒壊事故がおこりその耐震性能の低さを露呈しました。

大分県が大規模に調査した結果ブロック塀の殆どが法令に適合しておらず、大地震時には全てのブロック塀が倒れるという想定となっています。

地震の現状

首都直下地震について

将来予想される首都直下地震では内閣府や東京都における防災会議において、次のようなブロック塀による被害が予想されています。

首都直下地震で予想されるブロック塀被害

法令強化

1978年の宮城県沖地震によりブロック塀による多くの死傷者が発生したことからブロック塀の法令が1981年6月1日に改正され最大高さが3mから2.2mへと制限されました。

高さを抑える

ブロック塀の危険性が知れ渡り、高さを1m程度に抑えることが多くなりました。

フェンスにする

外構にブロック塀を使わずフェンスで対応することが増えました。

“これからの”地震に備える方法

これからの地震に備える塀のねっこ
許容応力度計算

耐震設計

基本設計:600Gal(水平震度0.6)
住宅における耐震等級3の2倍の力に耐えられ安心して使っていただけます。

実物大耐震振動実験

最大加速度1234Gal(東日本大震災の波形)で実験し転倒しないことを確認。設計の正しさを確認しました。実験波形:BCJ、熊本地震、東日本大震災

ブロック塀が地震で危険なことがわかり、ハードな性能が必要な方はこれまでこまった状況に置かれてきました。敷地をしっかり堅固に仕切りたくてもブロック塀は危ない、フェンスは頼りない、現場打ちは高く工期が長い。耐震対策をしっかりした塀のねっこであれば、外界からしっかりと住宅を守ることが可能になります。

塀のねっこは日本初の実物大耐震振動実験を行い、それを元にした設計計算システムを独自に開発しています。そのため地震の時でもブロック塀と比較し、はるかに危険性が少なく安心してお使いいただけます。

塀のねっこの安定の考え方

どちらにも作用するが底版側には転倒しない。支点から離れるほど「テコの原理」で土・コンクリートの重量が効いてきます。

最大限のバランスを考えたのが塀のねっこ

底版を伸ばしすぎると建物に干渉+高コスト(掘削・基礎・製品代など)

根入れ(土中埋込み)量を増やすと塀の高さが低くなるor高コスト

塀のねっこの安定の考え方 図1
塀のねっこの安定の考え方 図2

震度とGal(ガル)

震度とGalの対応表

Gal(ガル)と重力

Gal(ガル)とは1秒間に1センチメートルの割合でスピードが増していく状態を指します。地球の重力の加速度はおよそ1000Gal程度です。

仮に1000Galの力が掛かったとすると図のように家が真横になった状態と同じとお考えください。かなり強い力であることがわかると思います。

Galと重力の関係図

ブロック塀が倒れると

倒れることによりけが人や死亡者がでてしまう。転倒は道路側に倒れてしまうため、道路をふさぎレスキュー隊の通行を妨げる。撤去・復旧にお金が掛かる。

地震で倒れたブロック塀

もし、耐震のコンクリート塀があれば?

地震の時にコンクリート塀は火事に対して抵抗できる。

うちのブロック塀、大丈夫?

  • ✔︎ ひび割1mm
  • ✔︎ カケ
  • ✔︎ 5度の傾き
  • ✔︎ 錆び汁
危険なブロック塀のチェックポイント

出典:既存ブロック塀等の耐震診断基準・耐震改修設計指針・同解説より

使いまわして大丈夫?

ブロック塀の寿命は15年
必ず診断とメンテナンス(塗装等)を行って下さい

コンクリート塀に耐震性を持たせる

塀で地震時に心配なのは「転倒」と縦壁の「折れ」です。 「転倒」とは想定以上の力が塀に加わり、底版が浮き上がることにより バランスを失い倒れてしまうことです。 「折れ」とは想定以上の力が 加わり縦壁が折れてしまうことを言います。 地震の震動は地面を伝わり、 製品の下部から入力され上部に向かって振動を伝えていきます。 その際に非常に強固と思われるコンクリート塀であってもたわみが生じ、 上部では下部の数倍の振幅となります。

この増幅された振幅は「塀のねっこ」に大きなストレスを与えます。 たわみは塀の縦壁が曲がることであり、 コンクリートの耐力以上のたわみは縦壁の折れへとつながります。 これに抵抗するのがコンクリート内部の鉄筋の仕事となります。 たわみ量が耐えられる限度内であれば、その力は底版に伝わり転倒させる力となります。 これに抵抗するのは製品の底版重さと、地面に埋めこまれた土の重さ、そして土圧からです。 これらのことを十分に検討し設定された地震に耐えられるよう注意深く設計しています。

実物大実験済み
工場製造の品質
メンテナンス

災害・水防

水害の現状

近年の異常気象により大雨・台風が大幅に増加。河川の設計基準を超えた雨水は河川からあふれ市街地に押し寄せ、大きな被害に。

水害の現状

生活基準

住宅に水が入り込み家や車・家財道具をすべてダメにし生活ができなくなる。

思い出

保険金がでても思い出の品々は帰ってこない。

危険避難

土砂降りで水位が上がってくる中避難が必要となる。

資産価値

住宅・マンションの価値が下がってしまう。

被害

住宅:壁内の断熱材、
床下への汚泥侵入マンション:地下設備ポンプ、電気設備の破損、水害に弱い

公共防災

ダムの放水

ダム、堤防、排水ポンプ施設などの国や地方自治体の管理する防災設備に依存。

輪中地域

〈地域堤防〉古くからの洪水地域では堤を集落に周りに作り安全地帯とした。〈水屋石垣〉洪水となっても安全なように敷地を石垣で組んで高くし敷地内に 水屋と呼ばれる避難用の建物を準備していた。

かさ上げ

土地をかさ上げすることにより浸水を防ぐ。敷地が広い場合は侵入路を作れば高く上げられる。敷地が狭い場合は数10cmだけあげられる。

“これからの”水害を防ぐ方法

これからの水害を防ぐ方法

浸水防止塀

塀のねっこで敷地を囲うことによるミニ輪中。

耐浸水住宅

家そのものに浸水に耐えられる設計とするが、高価でかつメーカーが限られる。

塀のねっこで出来る浸水対策

どんな住宅でも塀でしっかり囲む事で浸水対策が出来ます。

準備する物:塀のねっこ、止水版、排水ポンプ、発電機

開口部は弱点として残っていますので、災害警報が発令したら止水版で 開口部対策。 敷地内に降る雨、製品ジョイント間や止水版からの 漏水もありうるので、それを集める集水マス、そして排水ポンプを準備。 豪雨では停電になることもよくありますので、ぬれない場所に発電機を 準備してください。 何事にも万全という事はありませんので、 避難警報が出ましたら家を守る準備をして避難場所に避難してください。

※マスというのはコンクリート製の立方体。地中に埋め水がたまるようになっている。

塀のねっこで出来る浸水対策

床下浸水対策[50cmまで]

1. 許容浸水高の検討

基礎高が40cmとした場合床上浸水となる宅地地盤高60cmを想定した浸水対策とする。

床下浸水対策 許容浸水高の検討

2. 地上高の検討

地上高60cmの20%余裕を見て72cmの地上高を目標とする。

床下浸水対策 地上高の検討

3. 製品の選定

72cmの地上高を実現できる製品H1200(地上高800、根入れ400)を選定する。

床下浸水対策 製品の選定

多くの火災保険には水災(浸水被害)についての特約が設定されています。代表的な条件としては「床上浸水もしくは45cm以上の浸水」となっています。つまり、床下浸水の場合は保険が一切適用されません。このため災害時によく床下の泥を掻き出すボランティアがTVで写されますが、これは保険対象外のためボランティアに頼らざるを得ないためなのでしょう。そのため、大被害は保険でカバーし、保険対象外の床下浸水は塀でカバーするという考え方は非常に有効ではないでしょうか。

日本初 プレキャスト
コンクリート塀の実物での
浸水・水密実験

場所:熊本県天草市

重要な建築物を塀で囲い浸水防止塀とする考えの検証を実施。

「塀のねっこ」はプレキャストコンクリートですので、一つ一つの大きさに限界があり、長さ方向では標準で 2mとなっています。 そのため2mおきに切れ目があります。 製品間の止水処理を完全にした場合は水漏れが殆ど無いことがわかっておりますので、今回の実験ではその 境界からどのように水が漏れるかをしらべ、また、簡易な止水方法でどのように防げるのかを実験しました。

浸水・水密実験の概要
浸水・水密実験の計測
熊本県天草市での浸水・水密実験
熊本県天草市での浸水・水密実験

災害・土砂

タイプ別土砂災害

土砂崩れ

大雨や地震などの影響で瞬時に斜面が崩れ落ちる現象

土砂崩れ

土石流

渓流に貯まった土砂が長雨や集中豪雨などによって、一気に下流へ押し流される現象

土石流

地滑り

地下水の影響で比較的緩やかな斜面がゆっくりと斜面下方に移動する現象

地滑り

これまでレッドゾーン(土砂災害特別警戒区域)での家づくりはコンクリートの住宅かコストの掛かる現場打ちコンクリート塀(擁壁)を作るのが一般的でした。レッドゾーンでは家づくりの工法が選べず強靱なコンクリート住宅を建てても窓が弱点となってしまいますので、崖の方へに窓を開けられずどうしても暗い家づくりになってしまうことが難点でした。また、現場打ちのコンクリート塀(擁壁)は高価でコストパフォーマンスが悪い物でした。

“これからの”土砂災害を防ぐ方法

これからの土砂災害を防ぐ方法
  • 家の工法が自由に選べる!
  • 崖方向への窓も開けることが出来る!
  • 短工期、ハイコストパフォーマンス!

塀のねっこを使った土砂災害対策はレッドゾーン地帯であっても、家の工法(木造、鉄骨、鉄筋コンクリート)が自由に選べ、崖方向への窓も開けることが出来ます。塀のねっこはプレキャストコンクリート製品なので、現場打ちコンクリート塀と比べて短工期、ハイコストパフォーマンスです。

山がちで平野の少ない日本は、険しい山が多く土砂災害が毎年1000件程度あちこちで発生しています。「宅地の防災学」(釜井俊孝)によると急傾斜地崩壊危険箇所は日本に35万件あり、そのうち広島県が圧倒的に多く、山口県、大分県、島根県、兵庫県が以下に続きます。広島、山口、島根、兵庫は花崗岩が広く分布しており、それが風化した真砂土となります。真砂土は雨がしみこむと容易に崩れるため災害が発生しやすくなっています。大分(コンクレタスの拠点です)はそれとは異なり、火山岩、火山噴出物が広く分布し割れ目があったり、もろい岩石からなる崖が広く分布しています。

2021年に発生した熱海での激しい土砂災害を見てもわかるように、日本においては様々なところで土砂災害の可能性があります。熱海の土砂災害は上流の木造住宅を易々と破壊しながら進んできましたが、コンクリート造の建物は躯体を破壊されず、また、その近くにあったコンクリートの擁壁もまた、土石流の影響を受けながらもびくともしていませんでした。

このことからわかるように、コンクリートの構造物は土砂災害に対し強い物であることがわかります。実際に土砂災害レッドゾーン地域(土砂災害特別警戒区域)で建物を建てるときには土砂災害に耐えられる構造とする必要があり、法令で様々な事が決められています。

家の構造を土砂対策仕様

高価な住宅そのもので土砂を受け止めることに。

家の構造を土砂対策仕様にする場合

塀のねっこで土砂対策

家に比べ安価な塀で受け止めます。塀の高さは想定土砂以上。

塀のねっこで土砂対策する場合

レッドゾーンで必要とされる構造

この条件は塀のねっこでクリアすることが出来ます。そのため今の住宅と崖の間に塀のねっこを設置することで土砂災害から守ることが十分に可能です。※物件毎の設計が必要となります。

レッドゾーンで必要とされる構造

災害・防風

風害の現状

風害の現状

異常気象

近年、世界的に過去にない気象状況となっている。

巨大台風

気温が高くなるとともに海水温が上昇し強く大きな台風が発生する。

暴風警報

様々な建築部材で設計されている耐風速を超える風が巨大台風によって発生している。

風害が発生すると

風力破損

風の力で家・倉庫・庭木・看板・フェンスなどが破損。

飛来物

破損した建材や木の枝が飛んできて、家や車に被害。

雨漏被害

瓦や外壁が飛ばされると雨漏り被害が生じる。断熱材や木材が濡れるとカビ・腐りが問題に。

強風で傾いた電柱
強風で傾いた電柱
2019年台風19号(NASA衛星画像)
2019年 台風19号(NASA)

防風林

  • 大きな樹木で敷地を囲い風から家や田畑を守る
  • 広大な敷地と樹木が育つ長い年月が必要

ブロック塀

  • 一見強固なブロック塀で囲い家を風や飛来物から守る
  • 手抜き工事が多く地震・風で倒れる事故が頻発

家を強化

  • 雨戸や屋根、カーポートを耐風性能が高いものにする

フェンス

  • フェンスは耐風速が低く、暴風で飛ばされる可能性があり危険

“これからの”風害を防ぐ方法

これからの風害を防ぐ方法

省スペース、高強度の塀のねっこで台風から守る

  • 塀の高さまでの風を遮ります
  • 風で飛ばされる屋根、看板などの飛来物を食い止めます
  • 車、窓などの破損の可能性を減らせます
塀のねっこで台風から守る

家などの建築物は様々な脅威から人と資産を守るためのシェルターとしての意義がありますが、家そのものが高価な資産である上、家では敷地全体を守ることはできません。軍事では必ず重層的な防衛をするようになっています。それは完璧な防衛手段が存在しないためです。そのため複数の防衛手段を用い大切な国民を守るための重層的な防衛体制を築きます。建築でもそのような考えを実施すると、塀は外部と接する最前線の守りとなります。そして庭という空間を経て最終防衛ラインの家ですべての脅威から家族を守ります。家が傷つくと大きな修理費がかかるためこれ(家)を守るという概念も非常に重要です。

重層的な防衛の考え方

災害・防火

火災の現状

火災は減ってきているが木造住宅の多い日本ではこれからも注意が必要

火災が発生すると

避難が遅れると火にまかれ人命に関わる

避難できても大切な家、思い出や価値のある品々が失われる

火災の現状

火災の発生頻度

  • 年間3万7,981件の火災•建物火災が54.7%を占める
  • 火事が多い季節冬季から春季が56.4%ストーブなど火気を使用するため

出火率

  • 全国平均3.0件/万人
  • 最も高いのは島根県4.5件/万人
  • 最も低いのは富山県1.6件/万人
  • 大分県は3.2件/万人 372件 /117万人
出火率

●家を燃えにくい耐火構造にする
延焼の危険時は外壁や窓が痛む
→ 修復にコストと時間

●ブロック塀で囲う
→ 地震の時転倒する可能性大
→ 転倒すると地震時の大火に対応できない可能性も

“これからの”火災を防ぐ方法

これからの火災を防ぐ方法

耐火構造の塀のねっこで隣からの延焼抑制地上高2m以上で効果(防火塀基準より)

塀のねっこはガソリンスタンドの 防火壁としても利用可能(地上高 2m以上)

塀のねっこで火災時の延焼抑制効果を期待できます。

  • 輻射熱をカバー
  • 15cmの厚いコンクリートなので炎も熱も防げる
  • ガソリンスタンドにも使える耐火構造スペック
  • 塀の高さまでをカバー
  • 金属に比べ低い熱伝導率

耐火構造のポイント

  • 鉄筋コンクリートであること…OK
  • コンクリートの厚さが10cm以上…OK
  • 鉄筋かぶりが3cm以上…OK
耐火構造のポイント

建設省告示平成12年1399号 〔建築基準法関係告示〕耐火構造の構造方法を定める件 より

防火塀のポイント

  • 耐火構造であること
  • 高さ2m以上であること

建設省告示第1369号 特定防火設備の構造方法を定める件 より

防火塀の力

阪神大震災では防火塀に守られたガソリンスタンドが街の延焼を食い止め災害救助の拠点となりました。

第3回災害被害を軽減する国民運動の推進に関する専門調査会資料 より

塀のねっこの基本防火性

塀のねっこの基本防火性

浸水防止塀

浸水防止塀としての塀のねっこ

塀のねっこは15cmのしっかりとした壁厚をもつコンクリート塀のため、水密性が高く、重量もあるため浸水防止塀として利用することができます。

普段も災害時も家族を守る外構として活躍します。

浸水防止塀としての活用
【防災外構】 浸水防止塀としての活用

(追記 )2021年4月に実大サイズでの浸水防止試験を行いました。→日本初のコンクリート塀による浸水防止試験の実施

使い方

浸水防止塀の使い方
防災外構 浸水防止塀として 道路側より
【防災外構】 浸水防止塀として 道路側より

Q&A

塀なのに水をとめられるの?

元々塀のねっこは「N1プラットフォーム」と呼ばれる、複数製品を一つの型枠で製造出来る鋼製型枠にて製造されており、将来的にはL型水路と呼ばれる水路製品も派生商品として供給する予定でした。

L型水路は大型の水路を構築する際に広く土木向けに使われており、水を遮断する能力は実証されてきております。

L型水路のイメージ

底版先端より鉄筋を露出させたL型の製品を相対させます。図中は省略していますが相対する底版間には鉄筋を配置し、コンクリートを打設、一体化します。

水路幅が自由に設計でき、運搬の制限が出ないため大型の水路に使われます。

L型水路のイメージ
L型水路のイメージ(底版部の鉄筋は一部省略)

製品間から水が漏れるのでは?

製品間には製造誤差、施工誤差により数ミリの隙間が出来る可能性があります。
隙間は極わずか(数mm)で、多くの場合は泥水に含まれる土粒子による閉塞効果でそのままでも簡易止水効果が期待できます。

オプションとなりますが、よりよい止水性能を求める場合は 製品間の漏水を防ぐ止水テープで製品間の止水をする事が可能です。

塀のねっこだけで浸水防止は大丈夫なの?

開口部の止水

玄関、カーポートなどの開口部からは水が浸入しますので、水害が予想される場合は出入り口などの開口部に止水板、土嚢積みを行ってください。よりよい止水性を求める場合は2m間隔で存在する製品の切れ目部分に土嚢を積んでいただければ大丈夫です

侵入水の排水

また、敷地周囲を完全に水密化する事は現実的で無いこと、敷地内への降雨により敷地内の水位が上がる可能性があります。

そのため、排水も考える必要がありますが、水深の浅い水をポンプで排水する事は難しいため、排水ピット(穴)を準備し、そこたまった水を水中ポンプにて敷地外へ排水してください。

排水ピットは普段はガーデニング用の水栓と組み合わせて使って頂けると、追加費用が少なく実現できます。

関連記事

ブログでも浸水対策の記事を書いています。

補助金の紹介もありますので是非ご覧ください。

コンクリート塀を使った住宅浸水防止の提言

MISSION 2(生活環境)

新しい豊かさを生み出す

プライバシーを守る

高い塀で囲うことで家が一番、心地よい場所に。

新しい脅威としてコロナウィルスの問題があります。従来から塀のない家では近所の方の悪意の無い侵入に悩まされていました。パンデミックが現実化した今、カジュアルな侵入も防ぎたいと思う方も多いのではないでしょうか。

中世のヨーロッパで貴族は広い土地に必ず塀を建て、塀の内側にはハーブを植えていたそうです。これは一種の疫病対策でなされており、塀を建てることにより疫病の侵入をシャットアウト、ハーブ畑は疫病を浄化する役割と疫病に掛かった際の治療薬としての役割を期待されていました。

高い塀で囲まれた心地よい家

耐視線

視線を気にせず生活を豊かに楽しむ
地上高さ20cmから2.5mまで選べるコンクリートの壁だから気になる視線をシャットアウト。視線が気にならなくなれば、自宅でお仕事のお父さんもお庭でリフレッシュ。ガーデンキャンプなども楽しめます。洗濯物も人目を気にせずのびのび干せます。

視線を気にせず生活を楽しむ

防遮音

騒音を減らすことが可能
厚く重いコンクリートの壁だから音からもしっかり守ります。ご家庭はもちろん、企業・工場でもご使用できるスペックです。

騒音を減らす塀

塀のねっこ、使い方アイデアいろいろ。

塀のねっこの使い方 ボルダリング
塀のねっこの使い方 カーポート
塀のねっこの使い方 車の目隠し
塀のねっこの使い方 映像投影
塀のねっこの使い方 ベンチ
塀のねっこの使い方 門まわり
塀のねっこの使い方 ガーデン

カーテンの開けられる生活

外から庭が見えてしまうオープン外構では、外からの視線が気になりカーテンを開けられないという悩みが多いようです。日本で多いレース、カーテンを閉めっぱなすというのは、ヨーロッパではあまり見られない光景のようです。ヨーロッパのある国ではカーテンを閉めていると中の住民が何をしているかわからず、近所の人が不安になってしまうそうです。映画でも外から家の中の住民の姿が見える描写がちょこちょこと見られますね。家の中を見られることに抵抗がないからオープン外構でいいのです。日本ではどうでしょうか。多くの方が家の中を見られることを嫌がる方が多いようです。このような状態でオープン外構にしてしまうと、カーテンを閉め切ってしまうしかありません。せっかく作った素晴らしい庭も外からの視線が気になって開けられないのはもったいないですね。しっかり視線をカットできる塀を使うと、カーテンを開けられいつも庭を眺めることが出来ます。そのことにより庭との連続性ができ、家がより広々と感じることができるのではないでしょうか。

カーテンの開けられる生活
カーテンを開ける女性

洗濯物の干せる庭

洗濯物もやはり人目が気になり外に干しにくいと考える方が増えているようです。外に見せたいもの、見せたくないものの区別はしっかりしたいですね。オープン外構で外から丸見えの場合、外に干せない洗濯物は室内干しになってしまうことが多くなってしまいます。塀のねっこで視線をカットしてしまえば、安心して外に干していただくことができます。

洗濯物の干せる庭
青空の下で干される洗濯物

高い壁に囲まれるってちょっと閉塞的なイメージがあるんだけど…
オープン外構の方が開放的じゃない?

じつは、オープン外構にした33%の方が、外からの人目が気になるという理由をトップに“後悔している”と答えています。その点、クローズド外構の満足度は94%。ステイホーム時代その割合はもっと高まっていくことと予想しています。

オープン外構の後悔とクローズド外構の満足度
塀を閉じたら開く生活

生活・防音

おうち時間を楽しむ騒音防止

塀を使った防遮音

ほんの数年前まで考えられなかったテレワークやWeb会議。今まで気にならなかった、車やエアコン・エコキュート室外機の音が気になってしまうのではないでしょうか。政府や業界団体からコンクリート塀を使ったときの防音効果が示されています。その結果を見ると音の周波数にもよりますが、おおよそ-7dB~-10dBぐらいの効果が認められるようです。6dB(デシベル)で音は2倍となりますので「塀のねっこ」を使うことにより半分程度の騒音になることが期待できます。効果が見込めそうなスペックとしては塀の高さ2m、塀の延長8mと言うのが1つの基準になりそうです。

塀を使った防遮音 図1
塀を使った防遮音 図2
塀を使った防遮音 図3

デシベルと音量の関係

デシベルと音量の関係 図1
デシベルと音量の関係 図2

環境省

環境省 低周波音防止対策事例集P16
表3-2 可聴域の低周波防止技術
減衰率 -7dB(63Hz)(低周波音)
条件 部分型 障壁(塀、建物、土手)
音源高さより1mで-7dB(63Hz)
塀の高さ 音源よりも+1m

日本冷凍空調工業会

エコキュート据え付けガイドブックP16
減衰率 -10dB程度(500Hz)
音源の高さ 1m
塀の高さ 2m
塀の長さ|塀高さの4倍以上(8m)

エコキュート遮音対策

隣家への音の伝わりをできるだけ 防ごうとするときには、 コンクリートブロック塀等 (塀のねっこ ※当社追記)、 隙間のない塀を立てることが必要です。 音源の高さより1 m高い塀 (長さは両側の塀高さの数倍以上とる)を 設けた場合、10dB程度 音が低くなることを示しています。

エコキュート遮音対策

≪ 遮音のために塀を設ける場合の注意事項 ≫

  • ❶ 音源の近くに塀を設けることが、一般的に効果的です。ただし、極端に近づけるとヒートポンプユニットの吸熱が悪くなり、効率を悪化させる要因となりますので注意が必要です。このため、メーカーの指定する間隔以上は確保する必要があります。
  • ❷ 塀の高さは音源より十分に高くします。
  • ❸ 塀の長さは高さの数倍以上(両側に)とると効果的です。
  • ❹ 塀の材料はスレート、コンクリートブロック等強固で頑丈なもので隙間をつくらないようにすることが大切です。
遮音のために塀を設ける場合の注意事項

「日本冷凍空調工業会 エコキュート据付ガイドブック」より

生活・防犯

防犯の常識は本当?

防犯には外から見通しの良い、いわゆるオープン外構がよいとされていますが、コンクレタスはその常識は間違えていると考えています。その理由は2つあります。

豪邸住まい

日本国内において最も泥棒被害にあう可能性を自覚している、豪邸に住んでいる方々は、ことごとく高い塀で守られた家に住んで安心感を得ています。

治安不安国

犯罪率が日本に比べ極めて高いブラジルにある日本大使館のホームページでは「高さが2m以上のコンクリート塀」が必須とされています。

日本においてオープン外構が防犯に対して効果的であるというデータをかなり探しましたが、我々では見つけることはできませんでした。代わりに見つかったのが前述した在ブラジル日本大使館の情報です。治安の悪い異国での住み方の指導ですから、本気の情報であることは間違いないと考えます。また、豪邸住まいの方はほとんどが成功した方であり、様々な深い情報にもアクセスすることが可能と思われます。そのような方々が、富裕層向け建築士・建築会社と打ち合わせた結果が、敷地周りに高い塀を張り巡らせた住宅なのです。そのような住宅を見るとほとんどが、在ブラジル日本大使館と同様のスペックを持っています。高い塀は防犯とともに防犯を意識できるほどの、成功者であるという証でもあります。

在ブラジル大使館で推奨の防犯住宅

(日本と比較し20倍の犯罪発生率)

外務省 海外安全ホームページ ブラジル https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_259.html

  • ❶ 高さが2m以上のコンクリート塀
  • ❷ 塀と同じ高さで堅牢な門扉
  • ❸ 防犯カメラ
  • ❹ 番犬
  • ❺ 防犯灯
在ブラジル大使館で推奨の防犯住宅

地上高2m以上の塀が防犯に有効

自然災害以外に悪意を持った犯罪者から家を守るためにも塀は非常に有効です。誤解されがちなのが防犯には塀が必要ないという考えです。犯罪の多いブラジルの日本大使館では防犯の手引きが公開されています。その中で「2m以上の高さを持つ塀」が必須条件とされています。また、当社が様々な著名人、資産家の住宅をインターネットで調査した結果、殆ど全ての豪邸が高い塀か窓のない外壁を張り巡らしていることがわかりました。泥棒が狙いたくなるであろう豪邸に住む人々は、お金はもちろん、様々な情報を入手しやすい環境にあり、その人々が泥棒に入られやすい家にするわけはありません。

地上高2m以上の塀が防犯に有効

在ブラジル日本大使館のオススメ【敷地境界線の安全対策まとめ】

外堀~2m以上~

【高さ】塀は2m以上。(地上高)
【障害】塀の上に忍び返し等の障害物を設置。

門扉

【堅牢】がっしりしてかつ外塀と調和(高さ、堅牢性)させる。
【カギ】しっかりした物を取付け、なるべく二重に鍵を付ける。

【足場】屋根等への犯人の侵入の助けとなるような足場を作らない。

番犬

頼りになる犬を放し飼いにすると効果的。

防犯灯

夜間は照明をつけ、庭に犯人が身を潜め易い暗がりを作らない。
侵入に利用できる個所(樹木、電柱など)に注意

防犯カメラ

しっかりと記録できる物を選んで設置する。

敷地境界線の安全対策

窃盗犯の調査

また、刑務所で収監中の泥棒を集めて研究した論文をみると、泥棒が最もいやなのはカメラと犬と書かれています。塀の高さを低めにして視線がある方が防犯上有利、という話もありますが犯罪発生率が高い国、富裕層においては高い塀こそが家を守るための大切なツールとなっており、しっかりとした塀の有効性が実証されています。「塀のねっこ」は地上高2mまでの製品を用意しており防犯ツールとしても大変有効に使っていただけます。

Q高い塀は防犯上問題がありませんか?

A.ないと考えています。

犯罪発生率の高いブラジルの日本大使館では犯罪を防ぐための重要なツールの一つとして2m以上の高い塀を求めています。また、犯罪者に対しての調査で最も嫌われているのは犬と監視カメラです。最近ではネットワークカメラの金額も安くなってきていますので犯罪が気になる場合は高い塀と監視カメラの組合せを是非ご検討ください。ご家族の仲間として庭に犬を飼うのもお子様の情操教育とあわせて一石二鳥かもしれませんね。

参考記事: 防犯には頑丈で高さのあるコンクリート塀が効果的 →

生活・事故

塀のねっこで守る【住宅】

家と道路は紙一重

現代の日本では家を建てる時は道路に必ず面している必要があります。その道路は住宅街でも普通車はもちろん大型のSUVや宅配便の小型トラック、大きめの道路に面していれば大型トラックも通ることもあります。

「塀のねっこ」は厚く強靭な鉄筋コンクリート構造を活かし、簡易的ではありますがガードレールの機能を持っています。(十分な重量と底版幅、根入れが必要なため製品が限定され、個別設計が必要です。お気軽にお申し付けください。)具体的には時速40kmで走る4トン車(車両総重量8トン)が車線をはずれ斜めにぶつかってきても大丈夫というスペックです。

家と道路は紙一重

安心して遊べる庭づくり

新しい生活、ステイホームといった新しい言葉が生まれるほどのインパクトのあった新型コロナウィルス。お家で過ごす時間が増えれば増えるほど、安心して暮らせる空間づくりが大事になってきます。これまで流行していた、外に対してオープンな家づくりでは安心して庭遊びをすることが難しいかもしれません。

「塀のねっこ」はどのくらいの力に耐えるのでしょうか。代表的なH2500(地上高2m)L2000の製品ですと、外から内側に向かって3t近くの力で押しても製品はびくともしません。通常「塀のねっこ」は柔構造の連結が特徴ですが、衝突が心配な場合などは通常よりもがっちりと剛的な結合をすることが可能です。そうやって数本で連結していくと衝撃力を分散して、より大きな力を受け止めることが可能です。特に通行量の多い道に面している場合などはオススメです。「塀のねっこ」を使って安心できる庭遊びを。

安心して遊べる庭づくり
塀に囲まれた安心の遊び場

家の前には道路がある

→守る
家の前には必ず道路があり1~2トンの重さを持つ乗用車が生活道路であっても30~40kmの速度で走っています。「塀のねっこ」を設置していれば仮に運転を誤ったり具合が悪くなって庭に入りそうになっても安心です。

家の前の道路から守る

駐車場の車から守る

駐車場での事故予防。バック駐車の時にアクセル操作を誤っても大丈夫。「塀のねっこ」を車止壁として使うことで、痛ましい事故を防ぐことができます。

駐車場の車から守る
塀のねっこが車から守る

生活・防視

塀を使った広々生活

塀を上手く使うだけで広々とした家を手に入れられることをご存じですか?

オープン外構

最近の家づくりは「オープン外構」が流行です。

が、皆さん本当にオープン外構がいいのでしょうか。

オープン外構がどのような物かと言いますと、塀やフェンス、生け垣などで敷地を可能な限り区切らずに外から家がすっきり見えるというスタイルです。

このスタイルってすごくいいんですよね、外から見ると。

カーテンの開けられないオープン外構

家ができあがってふと気がつくと、外から家が丸見えだと言うことに気がついてしまいます。そして外から見えるのがいやなので、春夏秋冬、朝から晩までレースとカーテンで家の中が見えないようにしてしまいます。

外を歩く方はとても良い景色です、お庭から家まですっきり見えて。恐らく建築写真の写りも間違いなく塀が高い家よりも遥かに見栄えがすると思います。

オススメの塀の高さ

塀のねっこの開発を進める中で、どのくらいの高さが順当か色々検討しました。最初の「塀のねっこ」の高さ(地上高)は1.6mを最大にしました。これはブロック塀の規制が1.2m、1.6m、2.2mで規制が変わっていくため1.6m程度が順当だと判断したためです。

しかし1.6mの塀高ではどうも視線のカットが難しいという判断で、地上高2.2m(製品高2.5m)までの開発に踏み切りました。

道路と住宅地盤の高低差にも寄りますが塀高さ1.8m~2.2mあるとしっかりと外からの目線をコントロールできます。

マイホームは家族のために

マイホームは誰のための物なのでしょうか?

外から見る人の物?建築写真用?

いえ、マイホームユーザーのための物なのです。

Web検索をしてみるとオープン外構をしっかり塀を建てたクローズド外構にする方を多く見ます。逆にクローズド外構をオープン外構にリフォームする人は殆ど見かけません。

見かけるとしてもブロック塀の寿命を迎え、しょうがなくブロック塀を撤去する方ぐらいです。

せっかく家を建ててもカーテンを開けられず、閉塞感のある生活を送るのではなくちょっと高めの塀を建ててカーテンを開け放した開放感のある生活を送りませんか?

閉じたら開く、不思議な塀

塀はとても不思議で塀を使いしっかりと外界から遮るとその中の空間は、広々とした開放感のある視線フリーの空間となります。塀と閉じたらカーテンも開きます。

プレキャストコンクリートなら高さ2.2mの塀が置くだけでカンタンに作れます。

プレキャストコンクリートの「塀のねっこ」

塀の持つ二つの役割

塀の持つ二つの役割

塀の役割は家や建物を立派に見せる事、と外の脅威から守ることの2点があります。

外からの脅威と書くと仰々しいのですが、如何に家、家族を守るかと言うことなのですね。

ブロック塀について

日本では戦後ブロック塀をたくさん作ってきました。それが1978年の宮城県沖地震でブロック塀が大量に倒壊したことからブロック塀の規制が始まり高さの制限、様々な作り方の制限が増えました。それでも地震時のブロック塀の被害が止まらず熊本地震、大阪地震で被害者を出してしまいました。

そのような中、ブロック塀が危険≒塀が危険という認識となってしまいました。

これは日本国民にとって2重の意味で不幸なこととなりました。一つはブロック塀の不安全性、もう一つが危険性から避けるためにコンクリートで作る塀(ブロック塀)が選択肢からなくなってしまったからです。

コンクリート塀は本来火事、風害、水害、騒音、衝突などから守ってくれるとても心強い家族の楯となります。

オープン外構への憧れと住みにくさ

しかしながら、欧米の郊外にみられる開かれた外構への憧れと前述のブロック塀の危険性から、日本における外構は塀を極小に押さえたオープン外構が主流となってきました。

その結果できた家が朝でも昼でも夜でもカーテンを閉めないといけないという、オープンなのに閉鎖的という皮肉な家になってしまうこともありました。

オープン外構という非常に響きが良く、外から見た印象の良い塀の低い住宅は、プライバシー保護の殆ど出来ない家の中から見るとものすごくクローズドな住宅となってしまいました。

プライバシー軽視

また、プライバシー保護の観点から見ても、最もプライバシーの根幹の部分の生活が丸見えで、プライバシーの大切さを一挙に捨て去ったような住宅が少なくありません。

防犯の考え方

オープン外構の特徴として防犯面で有利だ、ということがよく言われています。しかし、それは本当のことでしょうか?世界中で大切なものがあるところはしっかりとした壁で守られています。

【参考】防犯には頑丈で高さのあるコンクリート塀が効果的

防犯には頑丈で高さのあるコンクリート塀が効果的

コンクリートの秘密

持続可能性が魅力的

コンクリートの持続可能性

コンクリートとはセメント・水・砂・砂利を混ぜ合わせ硬化させたものです。硬化前の状態は生コンクリートと呼ばれています。英語だとフレッシュコンクリートといわれています。ちょっとイメージが変わりませんか?

生コンクリート

コンクリートは人造岩石

コンクリートは一言でいうとどのような形にもなる人造岩石といえます。そのためその性質はほとんど岩と同じで触るとひんやりしますし、木材のように菌や虫に食べられることもありません。ですから、本質的に頑丈で長持ち。重要な構造物の材料としてもってこいの素材です。

コンクリートの原材料

コンクリートの主原料は何といってもセメントです。セメントは簡単に言うと粉末ノリで、これを水に溶かししばらく置いておくと硬化・乾燥します。コンクリートはその材料の混ぜ方で呼び名が出世魚のように変わります。

セメントペーストセメント+水コスト、流動性、ひび割れ=大
モルタルセメント+水+砂コスト、流動性、ひび割れ=中
コンクリートセメント+水+砂+砂利コスト、流動性、ひび割れ=小

コンクリートの語源

コンクリートの語源はラテン語でconcretus(コンクレタス)で塀のねっこを開発した当社の社名に使っています。con + cretusで「共」に「成長する」という意味だそうです。 皆様と一緒に成長したいと思いこの社名としております。 コンクリートがヨーロッパから日本に入った時には「混凝土」という造語を作り、中国では今もこの言葉が使われています。

コンクリートの寿命

無筋コンクリート

コンクリートそのものの寿命は相当長いと言われています。現在知られているもっとも古いコンクリートは1985年に見つかったイスラエルのイフタフ遺跡で見つかったものと言われています。このコンクリートは紀元前7000年前、およそ9000年前のものだそうですが、現代のコンクリート並みの強度をいまだに持っているそうです。そのほかにも中国大地湾遺跡が5000年前、エジプトのピラミッドに目地材として4500年前、イタリアのローマにあるパンテオン遺跡が約2000年前とたくさんの古いコンクリートがあるようです。現代のコンクリートはおよそ300年かけ強度を増やしていき、その後ゆっくりと強度を落としていくのではないかと予想されています。ひょっとすると遺跡のように1000年2000年と持つのかもしれませんね。

ローマのパンテオン
約2000年前のコンクリート建築 ローマのパンテオン

鉄筋コンクリート

現代コンクリートは1867年に発明されたコンクリートの補強材として鉄筋を使う、鉄筋コンクリートにより一気に普及が始まりました。 鉄筋コンクリートとは鉄で補強されたコンクリートのことを言います。 正確には鉄筋 補強 コンクリートとなります。 英語ではReinforced Concrete(RC) で日本語は「補強」英語では「鉄」が抜けているので少しわかりにくいですね。 映画では「強化コンクリート」と翻訳されることが多いですが、鉄筋コンクリートのことです。 鉄筋コンクリートはコンクリートの弱点である引っ張りに弱いところを補強し、コンクリートの適用範囲を広げましたが、コンクリートの良さであった「腐らない」ところが、錆に弱い鉄筋が入ることにより大きな問題となりました。 しかし鉄とコンクリートの相性が良かったのが幸いしました。鉄の「錆びる」という弱点は鉄に水と酸素が供給され酸化することにより発生します。 緻密なコンクリートの中は水や酸素が入りにくく、強いアルカリ性のため酸化が進みにくくなっています。 逆にこの条件が崩れると鉄筋が錆び、膨張し鉄筋がコンクリートを破壊する爆裂現象を起こして寿命に到達します。 そのため現代の鉄筋コンクリートはいかに鉄筋を錆びさせないかというところにフォーカスして作られています。

コンクリートの特性

コンクリートの特性

ナチュラル

セメントを使って近所の山の石をくっつけただけです。

冷たい

触ると熱伝導率が高いためひんやりします。

腐らない

300年以上持つと言われています。

重い

比重2.3~2.5
塀のねっこは2,450kg/m㎥としています。

地産地消

セメントは99%国内生産。主原料の石灰石もほぼ100%国産で大分県がNo.1出荷量。

固い

触ったり叩くと固さが実感できます。時間がたつにつれどんどん固くなっていきます。

引張りに弱い

両方から引っ張られる力に弱いです。必要な時は鉄筋に助けてもらいます。

圧縮に強い

塀のねっこのコンクリートは30N/m㎡。1cm角の面積に約300kgの重さを載せてもOK。

長持ち

木材より鉄よりずっと長持ち。遺跡にもなります。

信頼

丁寧に設計・施工されたコンクリートは安心して使えます。

アルカリ性

主原料のセメントが強いアルカリなのでコンクリートもアルカリ性です。だから鉄筋が簡単には錆びません。

割れやすい

無骨なイメージですがしならないまっすぐな性格なので、角がかけやすく製造、運搬には気を使います。(どうしても角カケはできてしまいます)

白い

セメントが明るいグレーなので白っぽい仕上がりになります。特に工場で作るプレキャストコンクリート(塀のねっこ含む)は、現場打より強度が高い(=セメント量が多い)ことと、しっかりと締め固めるためより白っぽく見えます。

環境に優しい

セメント製造時には大量の廃棄物が混ぜ込まれ1,000度以上の高熱で溶かされ再活用されています。作られたコンクリートもいらなくなったら砕いて再利用ができます。

SDGs

持続可能な成長のための要素がたくさんあります。

セメントのキャラクター

SDGs

ほぼ100%国内自給のコンクリートはSDGsに最適

主原料のセメントを作るのに必要な石灰石は日本としては珍しく100%の自給率を誇ります。(特にコンクレタスのある大分はセメント出荷高1位)SDGsでは地産地消とインフラの長寿命化が大きなテーマの一つとなっており、持続可能性社会を追究するにはコンクリートは最適な材料となっています。

省力化

生産年齢人口の減少や職人の高齢化など、建設業界では人手不足が深刻化。プレキャストコンクリートは現場で機械施工が可能なので熟練工が不要。少しの経験でだれでもできます。(8.3)

高安定性

雨、低温といった天候で現場はストップしやすくなります。塀のねっこは少々の雨が降っても、気温が低くても施工ができ高い生産性が維持できます。(8.3)

高生産性

現場打や、ブロック塀積みでは実現できない1日に80㎡以上の施工など高い生産性です。(8.3)

高安全性

プレキャストコンクリートは高所での型枠組、鉄筋組、生コン打設がなくなるため安全・安心な労働環境となります。(8.8)

役立製品

今売れればいい、みんながしているから、といった思想を排除し、高品質、高信頼性、そして持続可能かつ強靭なインフラとなる要素をシンプルにすべて盛り込むのが当社の設計思想です。(9.1)

超長寿命

世界最古のコンクリートはイスラエルから発掘されたおよそ9,000年前の遺跡です。ほかのどのような材料よりも長持ちが期待できます。(9.1)

資源活用

コンクリートは数世代にわたって使えるポテンシャルがあるので、常に数十年先を意識して製品開発をしています。(9.4)

地震対応

塀のねっこは大地震が起きても、転倒しにくい耐震設計となっています。そのため道路をふさぐことがなくレスキューの邪魔となりません。また、地震時に発生する火事からも抵抗が期待できます。 塀も大切な資産ですので地震後もそのまま使ってもらうことが可能です。(11.b , 11.1)

災害対応

塀のねっこは水害・火災・風害に対して強い設計となっています。(11.b , 11.5)

地産地消

コンクリートの主原料はセメント。セメントは主に石灰石と粘土よりできており、これを燃焼させ製造します。石灰石は国内ですべて調達でき、セメントは日本における 数少ない自給資源です。また、砂利・砂もコンクリート工場近くの山より調達しており非常に短い調達距離となっています。(11c , 9.1)

子々孫々

塀のねっこは200年設計で数世代にわたって安心に使えます。(12.2 , 12.4 , 12.5)

再利用

レイアウトが変わっても、塀のねっこは移設が可能。数世代先まで便利で大切なコンクリート壁として使ってもらえます。(12.2 , 12.4 , 12.5)

安全製品

硬化したコンクリートは極めて安全性が高く、病院、学校といった安全性が大切な場所で積極的に使われています。(12.4)

ボーキサイト

アルミフェンスの原料であるボーキサイトは激しい環境汚染を起こします。アルミフェンスの利用を控えることで環境汚染を防げます。(12.4)

ごみを食べる

コンクリートの主原料であるセメントは1,000度以上の高温で作られます。その際に様々な廃棄物を飲み込み安全に処理します。また、コンクリートそのものにも鉄を作るときにできる鉄鋼スラグ、石炭火力発電の灰であるフライアッシュが入り、現代生活を支えています。(12.5)

CO₂排出

セメント製造時にCO₂を排出するのがコンクリートの大きな弱点ですが、製造時にごみを出さず、他産業から出たごみ処理の地産地消、長寿命性能で補っています。(12.5)

リサイクル

もし不要になってしまったら、廃棄物処理場でリサイクルされます。コンクリートは破砕され砂利として、鉄は電炉で溶かされまた新しい鉄として生まれ変わります。(12.5)

アルミ精錬

アルミは精錬時に大量の電気を必要とします。これをコンクリート塀にすることで電力消費の削減が見込めます。(12.2)

災害対策

温暖化により以前より大きな台風、激しい降雨が毎年繰り返されていますが、防災機能の充実した塀のねっこは気候変動による災害から守ります。(13.1)

電力削減

冬場の暖房費削減のためには南側窓からのカーテンを開けての日射導入が必要ですが、目隠しができる塀のねっこをつかうことでカーテンを開けられ、日射導入・暖房費削減が できるようになります。(12.2 , 13.3)

アルミ汚染

アルミニウムの原料ボーキサイトの精錬時に大量の赤土が発生します。この赤土が海に流れ込むことが問題となっています。アルミフェンスを塀のねっこに変えることにより、海の汚染を削減できます。(14.1)

木材削減

現場打コンクリートは型枠にラワン木材の合板(コンパネ)を使い数回で廃棄することが問題となっています。プレキャストコンクリートは型枠に鉄製の型枠を使用し、高価ですが1,000回以上使え、約10年の寿命があり資源を有効に使えます。(15.1 , 15.5)

防犯能力

高さ2m以上のコンクリートの塀は高い防犯性能があり、犯罪を起こしにくい安全な街づくり・家造りができます。(16.1 , 16.4)

施工手順

施工手順

製造から施工のシンプルさも魅力。
職人いらずで、受注生産・オーダーメイドでも早期納入・施工が可能に。

施工手順1 型枠組立

1.型枠組立

施工手順2 生コン投入

2.生コン投入

施工手順3 完成・型枠ばらし

3.完成・型枠ばらし

施工手順4 脱型反転

4.脱型反転

施工手順5 養生・保管

5.養生・保管

施工手順6 製品出荷

6.製品出荷

施工手順7 測量

7.測量

施工手順8 掘削

8.掘削

施工手順9 均しコンクリート

9.均しコンクリート

施工手順10 敷モルタル散布

10.敷モルタル散布

施工手順11 敷モルタルとライナープレート

11.敷モルタルとライナープレート

施工手順12 製品到着

12.製品到着

施工手順13 製品荷下ろし

13.製品荷下ろし

施工手順14 製品仮置き

14.製品仮置き

施工手順15 設置吊り込み

15.設置吊り込み

施工手順16 レベル調整

16.レベル調整

施工手順17 水平垂直確認

17.水平垂直確認

施工手順18 設置完了

18.設置完了

施工手順19 埋戻し完了

19.埋戻し完了

施工手順20 完成

20.完成

技術資料

従来公開仕様(設計条件)

製品施工断面図

塀のねっこの前面根入れ、背面根入れ、底版幅を示す施工断面図
塀のねっこの標準品の背面図、正面図、側面図、平面図
塀のねっこの片端R形状図

片端R

塀のねっこの両端R形状図

両端R

搬入

車上渡しとなります。お客様手配にて荷下ろし用のクレーンをご準備ください。

設計条件と準拠規準

L型 厚さ(t)150・200

<設計条件>
  • 周辺土・埋戻し土の土質:砂質土
  • 内部摩擦角φ:30°
  • 単位体積重量γ(kN/㎥):18
  • 摩擦係数μ:0.55
  • 水平震度kh:0.6
  • 基準風速(m/s):50
  • 地下水位:底版以下
<準拠する規準類>
  • 建築基準法、同施行令、及び関連告示
  • 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説
  • 壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準・同解説
  • 建築基礎構造設計指針
  • 建築物荷重指針・同解説
  • 他、関連指針

逆T型 厚さ(t)150・200

<設計条件>
  • 周辺土・埋戻し土の土質:粘性土
  • 内部摩擦角φ:0°
  • 単位体積重量γ(kN/㎥):17.5
  • 摩擦係数μ: 0.55
  • 水平震度kh:0.6
  • 基準風速(m/s):50
  • 地下水位:底版以下
<準拠する規準類>
  • 建築基準法、同施行令、及び関連告示
  • 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説
  • 壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準・同解説
  • 建築基礎構造設計指針
  • 建築物荷重指針・同解説
  • 他、関連指針

逆T型 平置き(根入れゼロ)

<設計条件>
  • 水平震度kh:0.6
  • 基準風速(m/s):50
  • 根入れ:平置き
  • 摩擦係数μ: 0.45
<準拠する規準類>
  • 建築基準法、同施行令、及び関連告示
  • 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説
  • 壁式鉄筋コンクリート造設計・計算規準・同解説
  • 建築基礎構造設計指針
  • 建築物荷重指針・同解説
  • 他、関連指針

図と数値は従来公開していた仕様です。製造条件が変更される可能性があるため、採用前に必ず最新図面をご確認ください。

本編: L型(壁厚150mm)高さ別寸法表を見る →

製品の派生関係

塀のねっこを出発点に、用途ごとの製品へ。

外周を守るL型プレキャスト部材の考え方を基に、守りたい対象や設置条件を限定して製品を展開してきました。

塀のねっこ

外周区画、防犯、目隠し、防音、飛散対策を現場条件から計画する基本製品です。

水守

浸水対策へ用途を限定し、製品間、出入口、排水を含む止水区画を計画します。

火の守

工場や危険物施設の防火区画へ用途を限定したプレキャストコンクリート防火塀です。

土を支える用途は土のねっこ、ストックヤードの仕切りはヤードンとして、必要な働きに合わせて形状と名称を分けています。

他工法との比較

比較表

|耐災害|

塀のねっこブロック塀金属フェンス生け垣
寿命200年15年35年10年〜
地震
震度7
地震時でも倒れない設計で、塀が倒れて人を傷つけることはありません。
×
ほとんどのブロック塀が耐震基準を満たさず地震時に人を傷つける。

フェンスそのものは軽く地震に強いがブロック塀基礎となっていることがあり注意が必要です。

根をしっかりはり、軽量な生け垣の場合は安全。
水害
浸水を防ぐことが可能。開口部の対策もあわせて検討。

浸水防止が出来るが、地震時の安全性に問題がある。
×
浸水防止機能は無い。
×
浸水防止機能は無い。
火災風害
風速50m/秒(融点1400度以上)
厚さ15cmのがっちりしたコンクリートが恐ろしい災害からどの塀よりも家を頼もしく守ります。

きちんと施工されている場合。

風速32m/秒程度
金属フェンスは薄型軽量なので限界があります。暴風雨で物が飛んできた場合など巻き込まれてフェンスごと破損する可能性が考えられます

植物の吸音能力、防風林として使われてきたことから一定の能力はあるがばらつきが多いでしょう。

|耐劣化|

塀資産の保全

アルミフェンスを使う時は車が接触する高さ1m~1.2mぐらいを塀のねっこにすると、破損する可能性を減らすことが出来ます。

  • 200年設計
  • 長期優良住宅準拠200年住宅クオリティ
  • シンプル施工メンテナンス不要
塀のねっこブロック塀
コンクリート強度30N/mm²以上16N/mm²程度
鉄筋被り6cm3cm程度
コンクリートの製法流し込み(密)即時脱型(粗)
想定寿命200年設計15年程度
塀のねっこ金属フェンス
耐衝撃少々の衝撃は大丈夫ちょっとした衝撃でも歪んだり壊れたりする可能性

|家を守る|

塀のねっこブロック塀金属フェンス生け垣
家と敷地を守る
しっかりと敷地を区別できます。

生け垣で境界がはっきりしないことがあります。
私的空間を守る
がっちりとしたコンクリートでプライバシーを守ります。

目隠しフェンスでない場合は視線を遮ることができません。

密集させて視線を完全に遮るのは難しいでしょう。
悪い人から守る
がっちりとしたコンクリートの壁で悪い人を寄せ付けません。フェンスと組み合わせて適度な視線誘導をすることも可。

フェンスは薄い事と視線が入ることにより安心感がやや乏しくなります。

生け垣も視線が入ることにより安心感がやや乏しくなります。
イメージを守る
美しい仕上がりのコンクリートで大切な自宅の格を上げます。追加オプションで様々な模様を付けることが可能です。

むき出しのブロックは現代においては美しいと思う人が少ない。

高級なアルミフェンスは美しく家の品格を守ることができます。しかしちょっとした衝撃で破損することが多くその場合は美観を損ねます。
末永く家を守る
寿命は長く200年住宅(長期優良住宅)と同じスペックです。3世代、4世代と使っていただけます。

15年程度で寿命が来るブロック塀。長く使う為には塗装などのメンテナンスが必要。劣化し鉄筋膨張などでクラックが入ったら塀のやり換えが必要です。

何も衝撃がない場合は長く使えますが、車の接触や子どもがぶら下がって遊ぶなどした場合は容易に損傷する可能性があります。損傷しやすい金属フェンスはイメージを大切にする場合その度に修理が必要になります。

メンテナンス次第で長持ち。ただ水や肥料などの手入れが行き届かない場合枯れてしまうことも。高齢になってくるとメンテナンスが大変になり外注すると費用が発生します。
ライフサイクルコスト
メンテナンスは不要です。

10〜15年後にはメンテナンスが必要です。

劣化したものは交換や再塗装、10〜20年でメンテナンスが必要です。

年に何度も剪定が必要。お金も労力もかかります。