撤去のあとは、目隠しが要るかで決めてください。見えてもいいなら、フェンスを当社のブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」に立てるのが便利です。隠したいなら、目隠しフェンスかコンクリート塀「塀のねっこ」です。
補助は、軽いフェンスや生垣が中心です(調べた34市区町村の範囲)。使うなら、撤去と工事の契約の前に市へ申請し、決定を待ちます。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
全国に配送します(沖縄・北海道・離島を除く)
何を建てる?
撤去のあとは、目隠しが要るかで決める
補助の額より先に、視線をどうしたいかを決めます。隣や道路から見えてもいいならフェンスと土地分け丸、隠したいなら目隠しフェンスか塀のねっこです。
7通りの建て方は、次のタブで比べています。費用は「【費用目安】ブロック塀はいくらかかる?」に、撤去の費用は「【撤去費用】ブロック塀の撤去はいくら?」にあります。
7通りを比べる
建て方は7通り。隠れるか、基礎、補助で比べる
並べて比べると、次のとおりです。国などが比べた資料は、調べた範囲で見当たらなかったので、当社で並べました。
| 建て方 | 目隠し | 補助が出るか |
|---|---|---|
| メッシュフェンス | 見える | 出やすい |
| 目隠しフェンス | 隠れる | 市による |
| 生垣 | 育てば隠れる | 出る市がある |
| ブロック塀 | 隠れる | 出にくい |
| 現場打ちの塀 | 隠れる | 市に聞く |
| 塀のねっこ | 隠れる(地上2.5mまで) | 市に聞く |
| 何も建てない | 見える | 撤去だけでも出る市がある |
| 建て方 | 基礎 | 敷地の取られ方 |
|---|---|---|
| メッシュフェンス | 独立基礎か連続基礎 | 連続基礎なら境界に合わせられる |
| 目隠しフェンス | 大きな基礎が要る | 土地分け丸なら、敷地を狭くしない |
| 生垣 | 要らない | 幅をとる |
| ブロック塀 | 1.2m超は高さ35cm以上、根入れ30cm以上 | 1.2m超は控壁が敷地に出る |
| 現場打ちの塀 | 壁と一緒に現場で造る | 型枠のぶん下がることがある |
| 塀のねっこ | 基礎と壁が一体 | 壁の面を境界に。底版を入れる幅が要る |
| 何も建てない | 要らない | 土地分け丸だけ据えて、境界にしておける |
【安全と長持ち】風と地震、手入れ
| 建て方 | 風と地震 | 手入れと長持ち |
|---|---|---|
| メッシュフェンス | 網なので風が抜ける | 柱はメーカーの仕様を見る |
| 目隠しフェンス | 板が風を受ける。基礎の計算が大事 | 板と柱はメーカーの仕様を見る |
| 生垣 | 倒れる壁が無い | 刈り込みが要る |
| ブロック塀 | 施行令の決まりどおりに造る | 中の鉄筋のさびに気をつける |
| 現場打ちの塀 | 設計して造る | 鉄筋を包むコンクリートの厚さで変わる |
| 塀のねっこ | 実物大の振動実験で確かめた | JASS 5「長期」の級。100年超は当社の見込み |
| 何も建てない | 倒れるものが無い | 土の流れと草の手入れが要る |
【積み直す】ブロック塀にしたいとき
ブロック塀に積み直すなら、段数ごとの決まりをアプリで確かめられます。土地分け丸の基礎の上に積めるのは、基礎の地上部を含めて高さ1.2mまでです。
補助は新しい塀にも?
新しい塀の補助は、軽いフェンスや生垣が中心
新しく建てる工事にも、補助を出す市があります。中心は軽いフェンスや生垣で、調べた34市区町村では、軽いフェンスなどに限る市が14でした。
40市区町村の公式ページや要綱を調べ、新しく建てる工事の中身が分かったのが34です。残る6市区は、開いたページに新設の記載がありませんでした。全国を数えたわけではありません。
「フェンス等」とだけ書く市は、ブロックやコンクリートの塀が入るかがページに書いてありません。コンクリートの塀を考えている方は、申請の前に市へ確かめてください。
| 市・区 | 新しく建てられるもの | 補助の額(新設の分) |
|---|---|---|
| 大阪市 | 「軽量フェンス等」 | 上限25万円 |
| 横浜市 | 「軽量なフェンス等」「生垣」 | 撤去と合わせて上限30万〜50万円 |
| 目黒区 | 「メッシュフェンス、アルミ格子フェンス、目隠しフェンス等」で、柱が基礎まで一体の軽いもの | 費用の50%以内。1mあたり上限1万8千円、全体で上限40万円 |
| 千代田区 | 「網状で見通しが可能なもの」 | 費用の2分の1。上限30万円 |
| 磐田市 | 「金属製フェンス、木塀、生け垣など」。ブロック塀等は不可 | 道路の区分で基準額と補助率が変わる。避難路沿いは建替えの助成なし |
| 松山市 | 「コンクリートブロック塀やフェンス・板塀等」 | 工事費の3分の2。1m10万円まで。上限30万円 |
| 戸田市 | 「鉄筋コンクリート又はコンクリートの基礎に緊結されたフェンスその他の塀」 | 1m5千円。上限10万円 |
| 三原市 | フェンスと補強コンクリート造の塀。ブロックは0.7m以下 | 令和8年度の受付は終了 |
【条件】新しい塀の補助に付くこと
- 撤去とセット:松山市は「新設のみの場合は補助金対象外」です。中野区と杉並区も同じです。
- 契約より先に申請:大阪市は「補助金の交付申請前に工事契約をした場合は、原則補助金を申請することができません。」としています。
- 撤去より先に申請:千代田区は「ブロック塀等をすでに撤去している場合」を対象にしていません。
- 道路に面した塀:大阪市は「隣地との境界にあるブロック塀等は対象外」です。
- 業者の決まり:横浜市は市内に本社のある事業者、新座市は市に登録した業者です。
【撤去のあと】もう塀を撤去したとき
松山市、中野区、杉並区は、新設だけでは補助が出ません。ほかの市でも、撤去の前の申請を条件にすることがあるので、窓口で聞いてください。補助が出なくても、目隠しで決めることと、基礎の選び方は同じです。
自分の市の窓口は「ブロック塀の補助金 全国の窓口一覧」で探せます。
補助に基礎は入る?
基礎の工事にも補助の単価を書く市がある
基礎の工事に単価を書く市があります。調べた中では大阪市、横浜市、品川区です。この3つの市区では、フェンスの基礎を新しく造る工事が補助の計算に入ります。
| 市・区 | 基礎を新しく造る | 計算の仕方 |
|---|---|---|
| 大阪市 | 48,000円/m(古い基礎を使うと44,900円/m) | 長さ×単価×2分の1、見積×2分の1、上限25万円の低い額 |
| 横浜市 | 37,000円/m(古い基礎を使うと18,000円/m) | 工事費の2分の1と、長さ×単価の低い額 |
| 品川区 | 26,000円/m(基礎・ブロック設置。高さ0.5m以下) | 費用の2分の1。単価は1mの限度額 |
【高さ】基礎の高さに条件を付ける市がある
| 市・区 | 基礎の高さの条件 |
|---|---|
| 千代田区 | 「軽量フェンスの設置に必要な高さで40センチメートル以下」 |
| 新座市 | 「基礎の高さは60センチメートル以下」 |
| 目黒区 | 基礎と立ち上がりは「高さ60センチメートル以下」 |
| 大田区 | 「基礎部分のコンクリート及びレンガ等は路面からの高さが60cm以下」 |
| 品川区 | 基礎・ブロック設置は「高さ0.5メートル以下のものに限ります」 |
| 杉並区 | 腰壁は「道路の中心からの高さが80センチメートル未満」 |
大田区と杉並区は、道路から測ると書いています。千代田区と新座市のページには、どこから測るかが書いてありません。土地分け丸は地面から50mmほどしか出しませんが、製品そのものの高さは350〜1,000mmあります。
工場で造った基礎が対象になるかを書いた市は、調べた中にありませんでした。申請の前に、窓口で次の3つを聞いてください。
- 工場で造ったコンクリートの基礎(連続基礎)は、補助の対象か
- 基礎の高さは、どこから測るか(道路より敷地が高いときの段差も)
- 申請に、どの図面が要るか
対象になるかは市の判断です。対象にならなくても、土が流れない、敷地を狭くしないという土地分け丸の良さは変わりません。
土地分け丸の図面は当社でご準備できます。窓口に持っていく図面が要るときは、見積と図面の依頼からどうぞ。
古い基礎は使える?
古い基礎や下の段は、基礎ごと替えるのを勧めます
中の鉄筋のさびと基礎の大きさは、外から分かりません。図面の無い基礎は、フェンスが風で倒れないかを計算する前提がありません。
国土交通省の点検のチェックポイントと行動指針には、基礎や下の段を残して使ってよいかが書いてありません。市の扱いは次のように分かれます。
| 市・区 | 古い基礎や下の段の扱い |
|---|---|
| 磐田市 | 「原則として、現状の基礎の再利用はできません。再利用する場合は、新しい塀が安全と確認できる計算書等が必要となります。」 |
| 中野区 | 「基礎も撤去すること」 |
| 杉並区 | 「基礎を含み全て撤去したブロック塀等の範囲内で設置すること。」 |
| 千代田区 | 「原則すべて撤去(基礎を含む)」 |
| 佐倉市 | 「残したコンクリートブロック塀等の直上には、新たなコンクリートブロック積(増し積み)又はフェンス等を設置しないことが条件です。」 |
| 松山市 | 「既設の擁壁や基礎の上に、あと施工アンカー等によりブロック塀を建設することはできません。」 |
| 大阪市 | 軽量フェンスに「基礎再利用44,900円/m」の単価がある |
| 横浜市 | 軽量なフェンスに「既存基礎を使用する場合 長さに18,000円/m」がある |
| 周南市 | 「安全上支障のない、40cm以下のブロック等を基礎として使用する建替え工事」は対象 |
大阪市と横浜市の単価は、軽いフェンスの単価です。目隠しフェンスは風を受けるので、古い基礎をそのまま使えるかは、同じようには考えられません。大阪市の撤去の単価は、基礎撤去ありが24,900円/m、なしが12,200円/mです。
ブロック塀を残して上にフェンスを足す話は「【フェンス】ブロック塀の上にフェンスを継ぎ足せる?」に書きました。
フェンスの基礎は?
フェンスの基礎には、土地分け丸が便利に使えます
良さは3つです。
- 安定計算ができる
- 独立基礎と違って連続基礎のため、土の流出を防げる
- 目隠しフェンスなど大きな基礎が必要な時でも、敷地を狭くしない
柱1本ごとに四角いコンクリートを埋めるのが独立基礎です。フェンスの下に一続きに置くのが連続基礎(布基礎)で、土地分け丸は長さ2mの製品を並べてつなぎます。基礎の種類は「【フェンス】フェンスの基礎は何を選ぶ?」でも比べています。
【計算】安定計算ができる
風に押された基礎は、倒れる、ずれる、柱の孔のまわりが割れる、のどれかで壊れます。土地分け丸は、この3つを計算して、立てられる高さを決めています。ご依頼があれば、計算書と図面を付けて見積をお出しします。
【土】連続基礎だから、土の流出を防げる
ここは結構大事です。独立基礎は柱と柱のあいだが土のままなので、雨で土がお隣や道路へ流れ出ることがあります。土地分け丸は基礎がフェンスの下を切れ目なく通るので、土を止めます。隣と高低差があるときは、L型で小さな段差の土を留められます。土の重さがかかるので、土留めとしての計算を足します。
【敷地】大きな基礎が要っても、敷地を狭くしない
目隠しフェンスは風を受けるので、大きな基礎が要ります。四角い基礎を境界に寄せると半分が隣へはみ出し、内側へ下げると敷地が狭くなります。底版の付いた土地分け丸(I+型とL型)は、壁の面を境界に合わせ、底版(地面の下の張り出し)を敷地の内側へ向けて据えます。
| 比べる所 | 独立基礎 | 土地分け丸 |
|---|---|---|
| 風で倒れる力 | 柱1本ごとに、四角い基礎1つで受ける | 2mの基礎が一続きで受ける。計算で高さを決める |
| 土の流れ出し | 柱のあいだから流れることがある | 壁で土が止まる |
| 境界ぎわ | はみ出すか、内側へ下げる | 壁の面を境界に合わせる |
| あとから | フェンスを替えるとき、基礎も作り直しになりやすい | 境界の基礎のまま、フェンスやブロック塀の基礎になる |
| 据え方 | 穴を掘って、現場でコンクリートを打つのが一般的 | 工場で固めた製品を、掘って、据えて、埋め戻す |
【据え方】天端は地面から50mmほど残す
現場でやるのは、掘る・据える・埋め戻すの3つです。天端(製品のてっぺん)は地面から50mmほど残すのがおすすめです。土が流れ出にくく、鉄筋やフェンスの柱がさびにくく、傷みにくくなります。柱を差す穴は工場であけてお届けできます。2mの製品はクレーン付きトラックで据えるので、工事は施工業者さんにお願いしてください。くわしくは「【据え付け】フェンスの基礎の据え方は?」へ。

見積と簡易展開図(製品の並べ方を描いた図)は無料です。
製品の性能は、当社の実験や計算での値です。お客様の現場に合うかは、地盤・基礎・高さと長さを見て、図面と構造計算でお示しします。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
全国に配送します(沖縄・北海道・離島を除く)
目隠しの高さと基礎の厚さ
目隠しを高くするなら、厚さ200mmの土地分け丸で
高い目隠しは、厚さ200mmを選んでください。高さ600mmの底版付きの製品(I+型)を地上50mmまで埋めたときの目安は、厚さ150mmで目隠し1.3mまで、厚さ200mmで2m以上です。風の強さと土の条件が合うときの目安です。
どの製品を使うかは、選ばなくて大丈夫です。住所と立てたい高さ、目隠しかメッシュかをお知らせください。
| 製品(高さ・厚さ) | 埋める深さ | メッシュ | 目隠し |
|---|---|---|---|
| I型 350・150 | 300 | 1,700 | 600 |
| I型 350・200 | 300 | 1,800 | 600 |
| I型 450・200 | 400 | 2,000以上 | 1,100 |
| I+型 500・200 | 450 | 2,000以上 | 1,500 |
| I+型 600・150 | 550 | 2,000以上 | 1,300 |
| I+型 600・200 | 550 | 2,000以上 | 2,000以上 |
| L型 600・200 | 550 | 2,000以上 | 2,000以上 |
高さは、基礎の上からフェンスの上端までです。表の前提は、しっかりした土(一軸圧縮強度80kN/m²の粘性土)、支柱60角、柱の間隔2mです。撤去した跡や埋め戻した土では、立てられる高さが下がることがあります。土の様子をお知らせください。個別に計算します。お住まいの地域の基準風速(設計に使う風の強さ)は当社で調べます。
2mを超える目隠しや、75角など太い支柱は、別に計算します。個別にご相談ください。
補助を使うなら、高さの条件も見てください。新座市は1.5m以下、目黒区と千代田区は2m以下です。何mあれば隠れるかは、隣の窓の位置と距離で決まります。アプリで先に確かめられます。
コンクリート塀にしたい
コンクリート塀なら、塀のねっこに建て替えられます
大分市の都市ガスの供給所やアパート、新築住宅で実例があります。地上2.5mまで、控え壁なしで立ちます。据えるには、クレーンと搬入路が要ります。
塀のねっこは、工場で造るコンクリート塀です。基礎と壁が一体で、表も裏も平らでモダンな印象です。コンクリートの重厚感を魅せることが出来ます。工場で造って据えるので、隣が迫っていても施工できます。
| 製品の高さ | 地上に出る高さ | 底版の幅 | 根入れ |
|---|---|---|---|
| 1,500 | 1,050 | 700 | 450 |
| 2,000 | 1,500 | 950 | 500 |
| 2,500 | 2,000 | 1,300 | 500 |
| 3,000 | 2,500 | 1,700 | 500 |
いまの塀と同じ場所では、底版を入れる幅がとりにくいことがあります。塀の内側に、底版の幅より少し広く掘る場所が要ります。そのときは、当社のブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」が便利に使えます。上にブロック塀(基礎の地上部を含めて高さ1.2mまで)やフェンスを建てられます。

補助は、軽いフェンスに限る市では出ません。松山市はブロック塀、戸田市は「フェンスその他の塀」を対象に書いています。コンクリート塀が入るかは、申請の前に市へ聞いてください。
製品の性能は、当社の実験や計算での値です。お客様の現場に合うかは、地盤・基礎・高さと長さを見て、図面と構造計算でお示しします。
当社の製品
コンクリートの塀を立てるなら、基礎と塀が一体の「塀のねっこ」
全国に配送します(沖縄・北海道・離島を除く)
道路が狭いと下がる?
下がる線は、幅4m未満の道の中心から2m
幅4m未満の道では、中心から2mまで下がることがあります。建築基準法 第42条第2項の道路に当たるときです。新しいフェンスや塀は、その線より道路の側に建てられません。
条文はこうです(第42条第2項)。
(略)この章の規定が適用されるに至つた際現に建築物が立ち並んでいる幅員四メートル未満の道で、特定行政庁の指定したものは、前項の規定にかかわらず、同項の道路とみなし、その中心線からの水平距離二メートル(略)の線をその道路の境界線とみなす。
第44条第1項は、建築物を「道路内に、又は道路に突き出して建築し、又は築造してはならない」としています。建物に附属する塀は、この建築物に入ります(第2条第1号)。
| 道の様子 | 新しい線 | 下がる距離 |
|---|---|---|
| 幅3mの道 | 中心から2m | 片側0.5m |
| 幅2.7mの道 | 中心から2m | 片側0.65m |
| 幅3mで、向かいが崖や川 | 崖や川の境界から4m | こちら側で1m |
どの道がこの道路に当たるかは、特定行政庁(建築の確認をする市や県)の指定で決まります。市の建築指導課で聞いてください。
道路の幅は、補助の対象も左右します。横浜市は「幅員が4m未満の道路等の場合、軽量なフェンス等又は生垣を新設する費用は、原則補助対象外です。」としています。大阪市は「新設する軽量フェンス等は道路中心線から2m以上のセットバックが必要となります。」としています。杉並区の助成は幅4m以上の道路が対象です。
確認申請は?
防火地域・準防火地域なら、確認申請が要る
防火地域・準防火地域の外は、市の建築指導課に聞いてください。防火地域かどうかも、建築指導課で聞けます。申請は、施工業者さんか建築士さんに相談してください。
国の行動指針(平成30年8月30日)は、既存の塀を撤去して新設するときについて、こう書いています。
既存のブロック塀等を撤去して新設する場合は、チェックリストに沿って基準に適合した安全なものとし、防火・準防火地域の場合は、建築確認の手続きが必要であることを建築主に説明する。
指針の対象はブロック塀等です。松山市は「防火・準防火地域の塀等の新設工事は、建築確認申請が必要です。」としています。千代田区は軽量フェンスの設置工事にも「原則、建築基準法に基づく確認申請が必要になります。」としています。
申請には図面が要ります。設計と工事監理の費用に補助が出る市もあります。品川区と目黒区は、設計と工事監理の費用に上限15万円です。土地分け丸の図面と構造計算書は、当社でご準備できます。
隣との境の塀は?
隣との境の塀は、工事の前に隣と話す
境界線の上の塀は、お隣との共有と推定されます。推定なので、違うこともあります。
境界線上に設けた境界標、囲障、障壁、溝及び堀は、相隣者の共有に属するものと推定する。
民法 第229条です。共有のものを変えるときは、第251条第1項(変更)か第252条(管理)の決まりで考えます。塀を撤去して建て直すのがどちらに当たるかは、事情で変わります。
| 塀のある場所 | 言えること | すること |
|---|---|---|
| 境界線の上 | 共有と推定される | お隣と話して、撤去と費用を決める |
| 自分の土地の中 | 自分のものなら、法令の範囲で自分の判断で替えられる | 工事の日取りは伝えておく |
| どちらか分からない | 塀のある場所から確かめる | 土地家屋調査士さんに境界を確かめてもらう |
補助でも、隣との境は別の扱いです。大阪市は「隣地との境界にあるブロック塀等は対象外」です。佐倉市も「隣地に面したコンクリートブロック塀等は対象とはなりません」としています。千代田区は「塀および土地の所有者が複数いる場合、すべての所有者の同意が必要になります。」としています。話がまとまらないときは、弁護士さんに聞いてください。
新しく建てるなら、土地分け丸のI+型とL型は壁の面を境界に合わせ、底版を敷地の内側へ向けます。境界線の外には出ませんが、工事の前にお隣へ伝えてください。境界ぎわの建て方は「【敷地境界】塀は境界ぎりぎりに建てていい?」へ。
頼む順番
補助を使うなら、申請が先で、契約はそのあと
見積と図面は、申請の前にそろえてください。横浜市や松山市のように、申請に工事の見積書と新しいフェンスの図面が要る市があります。
| 何を | いつ | 誰に |
|---|---|---|
| 見積と図面をそろえる | 申請の前 | 施工業者さんと当社 |
| 補助の相談と申請 | 工事の契約の前 | 市の窓口 |
| 工事の契約 | 補助の決定のあと | 施工業者さん |
| 撤去 | 契約のあと | 施工業者さん |
| 基礎を据える | 撤去のあと | 施工業者さん(製品は当社から) |
| フェンスを立てる | 基礎のあと | 施工業者さん |
| 完了の報告 | 工事のあと、市の期限まで | 市の窓口 |
| 市・区 | 申請の期限 | 完了の報告の期限 |
|---|---|---|
| 目黒区 | 令和8年11月30日まで | — |
| 佐倉市 | 11月30日まで | 1月31日まで |
| 大阪市 | 令和8年12月28日必着 | 令和9年2月26日必着 |
| 松山市 | 令和9年1月29日まで | 2月末まで |
| 周南市・三原市 | 受付は終了 | — |
横浜市は、事前相談から回答まで約1か月かかると書いています。期限は市で違うので、撤去を決めたら先に窓口へ行ってください。
【見積】図面が無ければ、手書きの絵と写真で
図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。製品の見積と簡易展開図(製品の並べ方を描いた図)は無料で、個人住宅の1区画からご相談いただけます。送っていただくのは次の4つです。
- 現場の写真
- 高さと長さを書いた手書きの絵
- 住所
- 見えてもいいか、目隠しか
積み方は、工事業者か建築士に相談してください。申し訳ありませんが、ブロック塀の積み方など、当社の製品以外のご質問にはお答えできません。
製品の性能は、当社の実験や計算での値です。お客様の現場に合うかは、地盤・基礎・高さと長さを見て、図面と構造計算でお示しします。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
全国に配送します(沖縄・北海道・離島を除く)
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- 土地分け丸(製品ページ)
出典(いずれも2026年11月6日に閲覧)
建築基準法 第2条第1号、第42条第2項、第44条第1項 e-Gov法令検索 原文(第2条第1号):「これに附属する門若しくは塀」 原文(第44条第1項):「建築物又は敷地を造成するための擁壁は、道路内に、又は道路に突き出して建築し、又は築造してはならない。」建築基準法施行令 第62条の8 e-Gov法令検索 原文(第7号):「基礎の丈は、三十五センチメートル以上とし、根入れの深さは三十センチメートル以上とすること。」
民法 第206条、第229条、第251条、第252条 e-Gov法令検索
ブロック塀等の安全性確保に向けた行動指針(平成30年8月30日) PDF(国土交通省)/国土交通省「ブロック塀等の点検のチェックポイント」 PDF
大阪市「ブロック塀等の撤去を促進する補助制度について」 Web 原文:「補助を受けてブロック塀等を撤去した範囲内で、軽量フェンス等を新設する工事」「基礎新設48,000円/m、基礎再利用44,900円/m」「基礎撤去あり24,900円/m、基礎撤去なし12,200円/m」「隣地との境界にあるブロック塀等は対象外」「補助金の交付申請前に工事契約をした場合は、原則補助金を申請することができません。」「新設する軽量フェンス等は道路中心線から2m以上のセットバックが必要となります。」
横浜市「ブロック塀等改善事業」 Web 原文:「幅員が4m未満の道路等の場合、軽量なフェンス等又は生垣を新設する費用は、原則補助対象外です。」「基礎を新設する場合 長さに37,000円/mを乗じた額」「既存基礎を使用する場合 長さに18,000円/mを乗じた額」「事前相談から調査結果のご回答までには約1か月間を要します」
品川区「コンクリートブロック塀等安全化支援」 Web 原文:「(基礎・ブロック設置)延長1メートルにつき26,000円」「高さ0.5メートル以下のものに限ります。」
目黒区「ブロック塀等除却工事等に係る助成制度」 Web 原文:「メッシュフェンス、アルミ格子フェンス、目隠しフェンス等フェンスの頂部から基礎部分までの柱が一体的に構成された軽量のもの」「高さ60センチメートル以下」
千代田区「ブロック塀等の安全点検と改善工事助成制度の案内」 Web 原文:「形状:網状で見通しが可能なもの」「軽量フェンスの設置に必要な高さで40センチメートル以下」「原則すべて撤去(基礎を含む)」「ブロック塀等をすでに撤去している場合」「塀および土地の所有者が複数いる場合、すべての所有者の同意が必要になります。」「原則、建築基準法に基づく確認申請が必要になります。」
新座市「ブロック塀等撤去・築造工事助成制度」(2023年1月4日更新) Web 原文:「基礎の高さは60センチメートル以下であること」「高さ1.5メートル以下であること」
大田区「ブロック塀等改修助成事業」 Web 原文:「基礎部分のコンクリート及びレンガ等は路面からの高さが60cm以下」
杉並区「ブロック塀等安全対策支援」 Web 原文:「道路の中心からの高さが80センチメートル未満」「基礎を含み全て撤去したブロック塀等の範囲内で設置すること。」「新設工事のみを行う場合は、助成対象外」
中野区「ブロック塀等の撤去工事等助成」 Web 原文:「基礎も撤去すること」
磐田市「ブロック塀等の撤去・建替えの助成制度」 Web 原文:「安全な塀(金属製フェンス、木塀、生け垣などへの造り替え ※ブロック塀等への建替えは不可)」「原則として、現状の基礎の再利用はできません。再利用する場合は、新しい塀が安全と確認できる計算書等が必要となります。」
佐倉市「危険コンクリートブロック塀等の除却、フェンス等の設置及び緑化工事への補助」 Web 原文:「残したコンクリートブロック塀等の直上には、新たなコンクリートブロック積(増し積み)又はフェンス等を設置しないことが条件です。」「隣地に面したコンクリートブロック塀等は対象とはなりません」
松山市「ブロック塀等安全対策補助事業」 Web 原文:「撤去後に、建築基準法その他法令に適合したコンクリートブロック塀やフェンス・板塀等を新設(建替え)する工事」「新設のみの場合は補助金対象外」「既設の擁壁や基礎の上に、あと施工アンカー等によりブロック塀を建設することはできません。」「防火・準防火地域の塀等の新設工事は、建築確認申請が必要です。」
戸田市「ブロック塀等撤去・築造等事業支援補助制度」 Web 原文:「鉄筋コンクリート又はコンクリートの基礎に緊結されたフェンスその他の塀」
三原市「危険なブロック塀等の除却・建替費用の一部を補助します」 Web 原文:「ネットフェンス、アルミフェンスその他のフェンス及び補強コンクリート造の塀で安全性が確認できるもの」「補強コンクリートブロック塀の場合は、高さが0.7m以下のもの」
周南市「避難路沿道等ブロック塀等除却・建替え事業」 Web 原文:「安全上支障のない、40cm以下のブロック等を基礎として使用する建替え工事」
熊谷市「ブロック塀等撤去・生け垣設置奨励補助制度」 Web
当社の製品ページ 土地分け丸(フェンスの高さの表、計算の条件、独立基礎との比べ)/塀のねっこ(寸法表、建て替え、耐久)

