フェンスの基礎の据え方は、柱1本ごとに置く独立基礎ブロックと、長さ2mのつながった基礎で違います。当社のブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」は工場で造るので、現場でやるのは掘る・据える・埋め戻すの3つです。
2mの製品は百数十kgから1トン超まであり、クレーン付きトラックで据えます。工事は施工業者さんにお願いしてください。根入れ(地面から製品の底まで)は300mm以上です(高さ250mmの製品を除く)。砕石と敷モルタル(乾)の上に据え、製品どうしは連結ピンでつなぎます。天端(製品のてっぺん)は地面から50mmほど残すのがおすすめです。
自分で据えられる?
フェンスの基礎は、自分で据えられますか
長さ2mの土地分け丸は、施工業者さんの工事です。柱1本ごとの独立基礎ブロックは、自分で据える人もいます。
【独立基礎】柱1本ごとに埋める
独立基礎は、柱1本ごとに四角いコンクリートを埋める基礎です。独立基礎ブロックを自分で据えたい方は、深さの目安と選び方を「フェンスの基礎は何を選ぶ?」でご覧ください。高いフェンスや目隠しは、大きな基礎が要ります。
【土地分け丸】2mの製品はクレーンで据える
土地分け丸は、長さ2mの製品を並べてつなぐ、つながった基礎(連続基礎・布基礎)です。2mの製品は百数十kgから1トンを超えるものまであり、人の手では動かせません。クレーン付きトラックで据えます。工事は施工業者さんにお願いしてください。重機が入らない現場向けに、長さ400mmの短い製品(I型)もあります。小さいものは2人で運べます。
据え方の図(施工断面図)は当社がお渡しします。外構屋さんや工務店さんに見せてください。個人のお宅1軒からご相談いただけます。
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
掘る・敷く・据える
どれだけ掘って、何を敷いて据えますか
根入れ300mm以上で、砕石と敷モルタル(乾)の上に据えます。当社の標準の施工断面図のとおりです。
【掘る】地面から約420mmが目安
製品の底は、地面から300mm以上下げます(根入れ300mm以上)。その下に敷モルタル(乾)20mmと砕石100mmが入るので、掘る深さは地面から約420mmが目安です。根入れを深くするときは、その分だけ深く掘ります。ただし高さ250mmの製品は背が低く、ブロック塀の基礎として必要とされる根入れ300mmが取れません。
溝の底には、製品の幅より左右に50mmずつはみ出す幅で砕石を敷くので、その幅が入るように掘ります。製品の幅とは、板1枚のI型なら製品の厚さのことです。地面の下に底版(張り出し)が付いたI+型とL型では、底版の幅になります。地面が凍る地域や軟らかい土では、根入れが変わることがあります。地域と土の様子をお知らせください。
【敷く】砕石100mm、敷モルタル(乾)20mm
溝の底に砕石(RC40)を厚さ100mm敷き、その上に敷モルタル(乾、1:3)を厚さ20mm敷きます。
【据える】吊り金具の穴は、端から500mmの2か所
2mの製品には、吊り金具を付ける穴(吊りインサート)が、端から500mmの位置に2か所あります。クレーンで吊って、敷モルタル(乾)の上に下ろします。
【柱の穴】工場であけてお届けできます
図面の標準では、穴は2mの製品1本に1つ、端から75mmの位置にあけます。穴は丸く、上がφ(直径)80mm、下がφ55mmで、下ほど細くなっています。深さは250mmです。柱の位置が決まっていれば工場であけ、決まっていなければご相談ください。どの柱が入るかは、柱の太さと埋込みの深さをお知らせいただいてからお答えします。
砕石の締め固めや吊り方は、当社の図面に指定がありません。据え方で分からない所は、当社にお聞きください。
つなぐ・埋め戻す
製品どうしは、どうつなぎますか
継ぎ目の面の穴に連結ピンを差して、製品どうしをつなぎます。
【ピン】継ぎ目の面に穴が2つ
継ぎ目の面には、連結ピンの穴が上下に2つあります。連結ピンは50×20mmです。製品連結図には「端部設置後、ピン穴に連結ピンを差込み標準品を順次設置していく」と注記があります。据えた製品の穴にピンを差してから、次の製品を据えます。
【端部品】ブロックを積む塀の割付で使う
端部品は、片側の面にだけ連結ピンの穴がある短い製品です。長さは、I型が1,000mmと600mm、I+型が1,000mmです。ブロックを積む塀では、ブロックを割り付けるために端部品から始めます(製品ページの配置ルール)。
並びの終わりは、現場でコンクリートを打つか、製品を切ってもかまいません。角は製品をコーナーでつなぎ、斜めの所は現場でコンクリートを打って長さを合わせた施工例があります。長さの割り付けは、見積のときに図でお示しします。
【埋め戻す】並べ終えたら土を戻す
並べ終えたら、土を戻します。埋め戻す土と締め固めの指定は、当社の図面にありません。現場に合わせて施工業者さんが決めるので、見積のときに確かめてください。
天端の高さ
天端(製品のてっぺん)は、地面からどれだけ出しますか
地面から50mmほど残すのがおすすめです。決まりではありません。
【おすすめ】土が流れ出ず、鉄筋や柱が錆びにくい
50mmほど残しておくと、庭の土がお隣や道路へ流れ出にくくなります。ブロックを積むときの鉄筋や、差したフェンスの柱(パイプ)が錆びにくく、傷みにくくなります。標準の根入れ300mmで据えると、高さ350mmの製品は天端が地面から50mm出ます。
【深く埋めるとき】表の「許容根入差」は上限
目隠しフェンスを高く立てたいときなど、標準より深く埋める据え方があります。製品ページの寸法表の「許容根入差」は、根入れを増やせる上限の数字です。上限まで埋める必要はありません。深く埋めるときに立てられる高さは、当社で計算してお出しします。
【ブロックを積むなら】学会の規準は「Df+50 程度」
土地分け丸の上にブロック塀を積むときは、日本建築学会の「コンクリートブロック塀設計規準」3条の表2を見ます。表2は、基礎のせい(高さ)を「Df+50 程度」(Dfは根入れ深さ)としています。解説図7.1でも、基礎の上端は地面から50mm上です。学会の規準でも、基礎は地面から約50mm出す形です。
建築基準法施行令第62条の8には、基礎を地上に出す高さの決まりはありません(第7号は、基礎の丈35cm以上・根入れ30cm以上)。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
見積の頼み方
見積を頼むには、何を送ればいいですか
図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。

見積と簡易展開図(施工図)は無料です。次のものを送ってください。
- 手書きの絵:フェンスを立てる線と長さ、フェンスの高さ、目隠しかメッシュか。柱の位置が決まっていれば、その位置も
- 使うフェンスの商品名か、柱の太さと埋込みの深さ
- 場所(住所)。その地域の基準風速(風の強さの基準)は、こちらで調べます。トラックが入れる道かも、ご相談ください
- 立てるあたりの写真。お隣との地面の高さの差があれば、その高さも
- 土の様子:埋め戻したばかりの土か、固い土か。分からなければ「分からない」で大丈夫です
個人のお宅1軒からご相談いただけます。施工会社さんからのご相談でもかまいません。
お問い合わせフォームからどうぞ。お電話は0120-1181-46(平日9:00〜18:00)です。
当社の製品
ブロック塀・フェンス基礎「土地分け丸」
当社はコンクリート製品のメーカーです。大分県内と関西圏では、施工業者をご紹介できます。それ以外の地域は、地域の施工業者さんにお願いしていただく形です。図面が無ければ、手書きの絵と写真で大丈夫です。住所も添えてください。お電話は ☎ 0120-1181-46(平日9:00〜18:00)。
全国に配送します(沖縄・北海道・離島を除く)
当社の標準の施工断面図(2021年6月29日 版2。2022年11月・2025年1月の図も同じ数字):根入れ300以上・敷モルタル(1:3)20・砕石基礎(RC40)100・砕石の幅は製品の左右に各50
当社の製品連結図(2020年10月8日):連結ピン50×20。原文「※端部設置後、ピン穴に連結ピンを差込み標準品を順次設置していく。」 配置パターン図(2021年5月11日):原文「※終端部は現場打もしくは製品カットも可」 配筋図 I型役物(2022年3月16日)・製品図 I型・I+型・L型(2023年1月24日):連結ピン用の穴は継ぎ目の面に2つ、端部品は連結側だけ
当社の製品図(フェンス穴位置、2023年12月14日):穴は上80・下55・深さ250、端から75、吊り用インサートは端から500
当社の製品ページ 土地分け丸(寸法表・許容根入差・重さ・配置ルール・施工例・見積と工事の質問)
日本建築学会「コンクリートブロック塀設計規準・解説」(壁式構造関係設計規準集・同解説 メーソンリー編)3条 表2(p.332)、解説図7.1(p.390)。原文:表2「Df+50 程度」(原典は紙の本。原本の写しによる。建築学会の書籍の案内では、メーソンリー編はいまも第2版(2006年3月)が最新です。2026年9月29日確認)
建築基準法施行令 第62条の8(補強コンクリートブロック造の塀)第7号 e-Gov法令検索(令和7年12月1日施行の版)。原文「基礎の丈は、三十五センチメートル以上とし、根入れの深さは三十センチメートル以上とすること。」

