ブロック塀は、見える塀の部分だけでなく、基礎・鉄筋・控壁・地盤・排水までを一体として確認することが大切です。ここでは、既存の塀を点検するときと、新設を検討するときの確認観点を整理します。
まず確認すること
まず確認すること
ブロック塀や基礎は、外観だけで安全性を判断できません。既存の塀を点検するときも、新設・改修を計画するときも、次の点を一緒に確認します。
- 用途と高さ:境界、防犯、目隠し、荷重や土圧を受ける用途など、塀に求める役割と高さ。
- 基礎と地盤:地中の基礎、根入れ、地盤、水はけ、周辺の高低差。
- 鉄筋と接合部:鉄筋の配置、腐食、基礎と壁体が適切につながっているか。
- 控壁・控え:高さや条件に応じた支えがあるか、周辺に十分なスペースがあるか。
- ひび割れ・傾き・排水:ひび割れ、目地の状態、傾き、雨水が溜まる箇所や背面の排水。
既存の塀を点検するとき
ひび割れ、傾き、ぐらつき、鉄筋の露出や錆び、基礎周辺の沈下が見られるときは、外観だけで補修方法を決めず、専門家へ相談してください。地震・豪雨の後や、隣地の造成・掘削があった後も確認のきっかけになります。
危険が疑われる場合は、近づかない・近づけない状態を優先し、自治体や専門家の案内に従ってください。
新設・改修を計画するとき
現在の法令、自治体の条例、敷地条件、構造計算の要否は計画ごとに異なります。高さや長さだけで製品を選ばず、地盤、荷重、排水、周辺建物、境界、施工条件を設計者・施工者と確認することが重要です。
コンクレタスは、現場条件を聞きながら、プレキャスト製品が選択肢になるかを一緒に整理します。法適合や構造の最終判断は、関係法令と有資格者の確認を前提とします。
法令を確認する
補強コンクリートブロック造の塀に関する現行条文は、e-Gov法令検索「建築基準法施行令 第62条の8」で確認できます。計画時は、条文の施行時点に加え、自治体条例、敷地条件、設計者・施工者の確認を前提としてください。
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相談の前に分かると判断が早いこと
写真、配置図、必要な高さ・延長、既存構造物、敷地の高低差、希望時期など、分かる範囲でお知らせください。図面がない段階でも相談できます。